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冬に向けてのメンテナンス

2022/11/29 Tue

これから寒い冬の季節がやってきます。冬に向けて人は衣替えなどをして、寒さ対策などを行いますが、
車も同じように冬に向けたメンテナンスなどをすることが大切です。
具体的には、タイヤを冬タイヤに履き替えたり、凍結防止剤の用意をしたりといったことが浮かぶかと思います。

この記事では、冬に向けたSUVのメンテナンスについて解説します。早速、冬に向けての準備を整えましょう。

目次






タイヤの交換は、いつぐらい?去年使った冬タイヤでも大丈夫?

タイヤは、夏タイヤ・冬タイヤ・オールシーズンタイヤなど、季節に準じたものがあります。それぞれの季節で変化する道路や空気そのものの温度などに対応しているため、安全に運転できることから季節で履き替えなくてはなりません。まだタイヤ交換をしていない人であれば、冬前の今、夏タイヤもしくはオールシーズンタイヤを履かせていることでしょう。

タイヤの特徴
タイヤの種類特徴
夏タイヤ(サマータイヤ/ノーマルタイヤ)一般状態の道路を走るのに最適
冬タイヤ(スタッドレスタイヤ)氷や積雪のある道路を走るのに最適
滑りにくい特徴がある
オールシーズンタイヤ一般状態の道路や軽めの氷や積雪がある道路でも走れる
季節の変わり目で交換する必要がない
その他、砂利道・泥道を走るのに最適な「オールテレーンタイヤ」やクギなどの尖ったものを踏んでも走り続けられる「シーリングタイヤ」、パンクしてからもしばらく走り続けられる「ランフラットタイヤ」など、様々なタイヤがあります。

一般的なサマータイヤ(ノーマルタイヤ)などからスタッドレスタイヤに交換する目安として、次の点があります。

交換する時期
・初雪が降る一ヶ月前(初雪の平均値から推測)
・外気温が7℃を下回る日が続くようになった時
・交換費用が安いタイミングやシーズンを外した混まないタイミング

冬の寒い季節になると、雪が降る可能性があるため道路の凍結などで事故などを引き起こさないために、タイヤを予め履き替えることが大切です。一般的に、スタッドレスタイヤは、新品の綺麗な状態から半分程度の摩耗をするとグリップ性能が落ちてしまい、機能を果たしにくい可能性があります。

スタッドレスタイヤには、雪解け水を除去する機能や雪・氷などの路面で滑らないように高いグリップ力をもっています。これは、「トレッドパタン」というタイヤの溝(切り込み)があるため、滑りにくくなるのです。摩耗することで、性能が落ちてしまうため、メーカーによっては50%の摩耗を目安として交換をするよう勧めています。

交換するタイミング
・スリップサイン(三角形のマーク):残り溝が1.6mmであることを知らせる
・プラットホーム(突起):摩耗率が50%であることを知らせる

上記のサインが明らかとなった時は交換が必要です。また、合わせて「ひび割れ」「偏って減っている(摩耗)」などがみられた場合、交換するようにしましょう。安全に走行できないため、速やかに交換することがおすすめです。

冬タイヤは、最低3年から最高5年程度までの寿命があると考えらえていますが、使用状況によって異なります。タイヤの状態が悪くなっていなければ、去年のタイヤはまだ使えるかもしれません。ただし、何年か使用している内に、タイヤのゴムが硬くなっていくため、滑りやすくなる恐れがあり注意が必要です。
(参照:BRIDGESTONE|タイヤの寿命はどれぐらい?知っておきたい交換時期と見分け方)



バッテリーのチェック、以下にチェックがはいったら要注意

車のバッテリーは、エンジンをかけた時に電装品(ライト・オーディオ・エアコンなど)への電力供給をしたり、コンピューターへのバックアップなどをしたりしています。スターターに電力を供給後、発電機(オルタネータ)から電装系に供給後、充電される仕組みとなっているため、バッテリーが上がるとエンジンがかからなくなってしまいます。
(参考:一般社団法人 電池工業会|自動車用バッテリの役割

冬になるとバッテリー上がりが起こりやすくなるため、特に注意が必要です。バッテリーの中には、バッテリー液という電解液が入っています。冬場の寒い空気によって、バッテリー液の温度が下がってしまうことで、バッテリー上がりになることが多くあるので注意が必要です。
(参考:一般社団法人 電池工業会|自動車用バッテリのQ&A –バッテリ液の成分は?-)

バッテリーが上がる原因
・充電効率が下がる(バッテリー液の温度が下がると効率が悪くなる)
・電力使用量が増える
・寿命がつきた

以上の点を踏まえて、冬場にバッテリー上がりにならないかどうかを確認しましょう。ポイントは、次の3点について思い当たる節があるかどうかです。


3年以上使っている

バッテリーは、一般的に2~5年の寿命があります。ただし、たまにしか車を走らせなかったり、消費電力が大きい電装品を搭載していたりする場合、寿命が短くなってしまうかもしれません。バッテリーの寿命が来ると、電気を溜める量が少なくなってしまうため、結果としてエンジンがかけられず、充電しても使用できなくなってしまうので注意が必要です。
(参照:一般社団法人 電池工業会|自動車用バッテリあがりについて)


1度でもバッテリーがあがったことがある

バッテリー上がりは、一度起きてしまうと大きな負荷がかかります。バッテリー上がりが起きた時は充電をして動かせるように充電などの対処を取りますが、完璧に調子が戻るわけではありません。バッテリー上がりをした場合は、新しいバッテリーに交換することがおすすめです。バッテリー上がりが起きた時点で、バッテリーの劣化は避けられないため、必ず早めの対処をしてください。


年間走行距離が〇キロ以下は注意

走行距離で考えてみると、次の状態は注意した方がいい乗り方です。
・普段、あまり車に乗らない(走行距離が年間数千km)
・走行距離が5万km以上走らせている

ただし、走行時の状況でもバッテリー上がりになりやすいかどうかが異なります。例えば、駐車場などに停車してる状態で、エンジンを切ってオーディオ・エアコンなどをつけるなどは、車を走らせていないため充電ができません。結果として、バッテリーが上がりやすくなってしまいます。

定期的に車のエンジンをかけて走らせることや、エンジンをかけずにオーディオなどを使わないようにするなど、ちょっとしたが大切です。





フロントガラスの凍結防止

フロントガラスは、放射冷却によって凍結してしまいます。放射冷却は、昼間は太陽から温かい光を受けているものの、夜になると赤外線として太陽から受けた熱を放出する現象です。地球の温度が上がり過ぎないようにするため大切なものですが、これが原因でフロントガラスが凍ってしまいます。
(参考:ウェザーニュース|今さら聞けない?放射冷却のメカニズムとは

フロントガラスが凍結しないようにする方法
・油膜を取る(排気ガスなどによって付着するもの)
・撥水剤を塗る(水を弾くだけでなく、凍結時に剥がしやすくなる)
・カバーやウィンドウマスクなどをかける(布なのでもOK)
・屋根のある場所に駐車する
・暖気運転をする(エンジンをかけたままで車を停車しておくこと)

フロントガラスそのものに対策できるグッズや、凍結した時に使える解氷剤なども売られているので、そういったものを活用することもおすすめです。簡単にできるのは、カバーをかけておくことかもしれませんが、うっかりかけ忘れてしまった時は、暖機運転などをして車のエンジンが最適な温度になるまで待つなどの方法を取りましょう。





雪対策、備えておくと良い装備

冬は、住んでいる地域によりますが雪が降った時のために準備しておくとよいグッズがいくつかあります。遠出した時などは、いざという時のための食糧や水などといったものも多めに用意しておくと安心かもしれません。また、積雪量などが多かった場面では、スタッドレスタイヤにタイヤチェーンをつけるという方法も安心して走行できるのでおすすめです。

備えておくとよいグッズ
・アイスクレーパー:霜や氷を取り除くグッズ。
・スコップ:雪道でスタックした時に活躍します。ポリカーボネート樹脂製がおすすめです。
・スノーブラシ:屋根に積もった雪を落とすグッズ。
・冬季用のウォッシャー液:氷点下で凍らなくなります。

屋根に溜まった雪をおろしたり、仮に雪道でスタック(雪にはまって動けなくなる状態)などの対処できるスコップやスノーブラシは、念のためでも用意しておくと良いでしょう。冬のレジャーを楽しめるこれから、ぜひ搭載しておくことをおすすめします。





まとめ:SUVも冬支度を整えて安心なカーライフを!

SUVであれば、雪道なども走らせることは怖くないと思いますが、念のための対策をしておくことは大切です。また、フロントガラスの曇り対策やバッテリー上がりの対策などは、季節関係なく日頃から注意しておけるものなので、忘れないようにしておきましょう。

冬支度をしっかり整えて、思い切り冬レジャーを楽しみましょう!

2022/11/29 Tue
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