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車の安全性機能一覧

2024/02/20 Tue

近年のSUVをはじめとした自動車は、安全性能が充実しています。義務化された安全性機能があり、新型車は特に安全性が高まっており安心して運転できます。本コラムでは、SUVなどに搭載されている安全機能について解説するので、ぜひ参考にしてください。




目次






■ 義務化された安全性機能とは?

近年の自動車は、安全性能を高めた車が作られています。例えば、ブレーキとアクセルの踏み間違えを防止する機能や衝突を防止する機能などがあります。当然、ドライバーの運転技術や判断力なども重要です。しかし、車の性能で未然に防げれば大切な命を守れます。安心してドライブができるでしょう。

また、2021年11月から国内で販売されている新型自動車には「自動ブレーキ」を搭載する義務が始まっています。これにより、衝突事故を未然に防げるため安心です。継続的に生産されている国内車については、2025年12月以降から搭載予定です。

具体的に、SUVをはじめとした車に搭載されている安全性能について詳しく解説します。搭載されている安全性能には、「パッシブセーフティ」「アクティブセーフティ」の2種類があります。詳しく解説するので、一緒に学びましょう。



■ パッシブセーフティ

車に搭載されている安全性能の1つである「パッシブセーフティ」は、衝突安全をメインに搭載されています。つまり、車に乗っている方や歩行者の安全確保がメインの安全装備や技術のことです。

具体的には以下のような装備です。

【車内装備】※乗車している方の保護がメイン
・シートベルト
・エアバッグ

【車外装備】※歩行者保護がメイン
・バンパー
・ボンネット

2008年6月に道路交通法が改正され、後部座席の方もシートベルト着用が義務付けられました。改正により、車に乗車しているときは、どの席に座っても必ずシートベルトを着用しなくてはなりません。乗車中の安全を確保するためにも、運転手を含め全員がシートベルトの着用を守りましょう。



■ アクティブセーフティ

安全性能の2つ目「アクティブセーフティ」は、予防安全をする装備や技術です。義務化された「衝突軽減ブレーキ」についても、アクティブセーフティに含まれます。
具体的には、以下のような装備です。

・ABS(タイヤロックを予防)
・ESC(横滑りを防止)
・ACC(全車速域定速走行、車間距離制御装置)
・衝突被害軽減ブレーキ

新型モデルの車では、レーダーやカメラなどで周囲の状況(歩行者や障害物)が搭載されています。安心して運転ができ、事故を未然に防げるためドライバーも周囲の方も安心です。しかし、100パーセントの安全は有り得ません。自身でも周囲の状況を確認し、適切な運転をするよう心がけましょう。


■ 安全機能①:衝突回避

衝突回避支援機能は、レーダーやカメラなどで前方に車両や障害物、歩行者がいるかを検出します。そして、追突の可能性がある場合に、警報や音によってドライバーに伝える機能です。また、日産自動車などではハンドル操作も車自身が行い衝突を回避しようと促す機能の「緊急操舵回避支援システム」があります。ドライバーは、咄嗟の判断を委ねられても正しい判断が取れるわけではありません。そのため、車側がドライバーをサポートしてくれる衝突回避支援機能は、とても重要です。


■ 安全機能②:衝突被害軽減ブレーキ

2021年の新型自動車から、衝突被害軽減ブレーキ(自動ブレーキ)導入が義務化されました。また、日本発の国際標準が2023年3月1日に発行され、自動運転の衝突を回避する制御システムにより交通事故の減少が期待できます。今後、輸入車も含めて自動ブレーキが搭載されます。

一般的には「自動ブレーキ」と呼ばれ、カメラやレーダーによって障害物や先行車、歩行者などを判断し、ドライバーもしくは車が適切なブレーキ操作をする機能です。一般的には、追突の危険が高い場合に警告灯や音などでドライバーに状況を伝えます。その際に、ブレーキ操作を車側がドライバーに呼びかけますが、ドライバーが対応できなかった場合には自動車側が自動で判断しブレーキ操作をします。これにより、衝突被害の軽減が期待できるのです。


■ 安全機能③:車線逸脱抑制機能

自動車に搭載されたカメラにより車線を認識・判断して、車線を維持する機能です。車線からはみ出したり、維持ができなかったりといった場合に機能します。自動でレーンをキープしたり、車線を戻したりします。万が一、眠たくなったときやわき見運転をした際に事故防止が可能です。しかし、場合によりドライバーの意志で車線変更が必要な場合や条件によっては作動しない可能性があります。あくまでも、ドライバーのサポートをしてくれる機能との認識をしたうえで、安全運転を心がけましょう。


■ 安全機能④:誤発進抑制制御機能

車の事故で多くみられるのは、アクセルとブレーキの踏み間違えによる事故です。咄嗟の誤った判断により、ブレーキのつもりでアクセルを強く踏むことで衝突事故が起こってしまいます。そこで、誤発進抑制制御機能により、駐車時などでアクセルとブレーキを踏み間違えても車側が自動で判断し、ブレーキが作動します。トヨタ自動車では、前後に4つずつのセンサーがあり車の前後に限らず衝突被害軽減できるため安心です。


■ メーカー別の安全性能

SUVは、一般的にオフロード走行がメインで設計されているため、走破性が高く安全性が高い傾向にあります。そのため、悪路でも安定して走行ができる点や確実なハンドリングができる点など事故リスクを軽減でき安心です。

ここでは、各メーカーの安全性能にはどのような特徴があるかを紹介します。

【日産自動車】360°セーフティーアシスト
日産に搭載されている先進技術では、「プロパイロット」といった運転支援機能が有名です。自動運転に近い制御が可能ですが、そのほかにも「360°セーフティーアシスト」機能もおすすめです。レーダー、カメラ、センサーにより、あらゆる方向からの危機を察知し、衝突事故を軽減します。

【トヨタ自動車】Toyota Safety Sense(トヨタ セーフティセンス)
トヨタでは、カメラ、レーダー、センサーにより衝突被害軽減ブレーキや車線はみ出し抑制などの「トヨタ セーフティセンス」があり、ドライバーに対して操作を促す安全性能が充実しています。トヨタの高級ブランド「LEXUS」では、「Advanced Drive」による運転支援技術が採用されており、快適かつ安全にドライブを楽しめる点が魅力的です。

【スバル自動車】アイサイト
スバルでは、前方はカメラ、後方はセンサーにより人間の目と同じような仕組みで、衝突回避や先行車追従機能などがあります。立体視ができる設計のため、先行車との距離、道路の形状、いざというときの判断を車が実施します。また、GPSで自車位置を把握し道路状況に応じた支援を実施してくれるため、安心です。

そのほか、各メーカーによってさまざまな安全性能が搭載されているため、購入予定の車にどのような技術があるか事前に確認しましょう。また、どういったサポート技術があると安心できるのかを検討することも大切です。


■ まとめ:SUVは安全性能の高いモデルを選ぼう!

安全性能は車を運転するうえで大切な機能です。2021年以降の車両には、自動ブレーキの搭載が義務付けられています。安全性能の高い車両であれば、ドライバーの運転技術に問わず安心して運転ができます。ただし、あくまでもドライバーのサポート機能である点を忘れずに、自分自身でも周囲の状況を判断して安全運転を心がけましょう。また、必要な安全性能を搭載しているSUVを探して購入することもおすすめです。


参考:国土交通省
https://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_003618.html
https://www.mlit.go.jp/jidosha/anzen/02assessment/car_h22/index.html
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001326168.pdf

参考:警察庁
https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/anzen/seatbelt.html

参考:経済産業省
https://www.meti.go.jp/press/2022/03/20230301002/20230301002.html

参考:自動車事故対策機構
https://www.nasva.go.jp/mamoru/active_safety_search/lane_keep_assist_system.html

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