2023年時点で販売しているコンパクトSUVは数多く種類があります。アクティブに活動する方はコンパクトSUVの購入がおすすめです。しかし、数多くのコンパクトSUVがあるため、選ぶのが大変かもしれません。この記事では、コンパクトSUVの比較をします。コンパクトSUVを購入する際の参考にしてください。

目次

• ■ 2023年時点発売コンパクトSUVスペック一覧
• ■ 比較①：車内設備の違い
• ■ 比較②：荷室の広さはどれが優秀？
• ■ 比較③：悪路走破性や環境性能は？
• ■ 比較④：車種の特性とは？
• ■ まとめ

2023年時点発売コンパクトSUVスペック一覧

2023年に発売しているコンパクトSUVは数多くあります。コンパクトSUVは、アクティブに乗れるだけでなく小回りが利く点もメリットです。具体的に以下の車種について紹介します。

・ホンダ：ヴェゼル
・トヨタ：ライズ
・トヨタ：ヤリスクロス
・ダイハツ：ロッキー
・スズキ：ジムニーシエラ
・マツダ：CX-3

それぞれの車種にはどのようなスペックがあるのでしょうか。


具体的にグレードなどを紹介します。

◆ホンダ：ヴェゼル
【ガソリン】（FF/4WD）
・G｜2,399,100円/2,619,100円

【ハイブリッド】（FF/4WD）
・e:HEV X｜2,778,600円/2,998,600円
・e:HEV Z｜3,001,900円/3,221,900円
・e:HEV PLaY｜3,418,800円

◆トヨタ：ライズ
【ガソリン】（2WD/4WD）
・X｜1,717,000円/1,994,800円
・G｜1,867,000円/2,143,700円
・Z｜2,049,000円/2,309,200円

【ハイブリッド】（2WD）
・G｜2,173,000円
・Z｜2,338,000円

◆トヨタ：ヤリスクロス
【ガソリン】（2WD/4WD）
・X｜1,896,000円/2,127,000円
・G｜2,020,000円/2,251,000円
・Z｜2,232,000円/2,463,000円
・Z“Adventure”｜2,331,000円/2,562,000円
・HYBRID GR SPORT｜2,367,000円

【ハイブリッド】（2WD/E-Four）
・HYBRID X｜2,284,000円/2,515,000円
・HYBRID G｜2,394,000円/2,625,000円
・HYBRID Z｜2,606,000円/2,837,000円
・HYBRID Z“Adventure”｜2,705,000円/2,936,000円
・HYBRID GR SPORT｜2,750,000円

◆ダイハツ：ロッキー
【ガソリン】（2WD/4WD）
・L｜1,677,000円/1,954,800円
・X｜1,820,000円/2,096,700円
・Premium G｜2,068,000円/2,328,200円

【ハイブリッド】（2WD/E-Four）
・X HEV｜2,126,000円/2,515,000円
・Premium G HEV｜2,357,000円

◆スズキ：ジムニーシエラ
【ガソリン（4WD）】（5MT/4AT）
・XC｜1,804,000円/1,903,000円
・XL｜1,681,900円/1,780,900円
・XG｜1,555,400円/1,654,400円

◆マツダ：CX-3
【ガソリン】（2WD/4WD）
・15S｜1,925,000円/2,167,000円
・15S Touring｜2,068,000円/2,381,500円
・15S Urban Dresser｜2,304,500円/2,634,500円
・15S Super Edgy｜2,568,500円/2,810,500円

【ディーゼル】（2WD/4WD）
・XD｜2,317,000円/2,559,000円
・XD Touring｜【AT】2,651,000円/2,893,000円【MT】2,871,000円/3,113,000円
・XD Super Edgy｜3,047,000円/3,289,000円

それぞれの車種について以下のポイントで比較します。

・車内設備の違い
・荷室の広さ
・自動運転や環境性能
・車種の特性

それではチェックしましょう。

比較①：車内設備の違い

コンパクトSUVの車内設備はどのような違いがあるのでしょうか。

具体的に、それぞれの車種で車内設備の違いを比較します。

◆ホンダ：ヴェゼル（室内サイズ｜長さ：2,010mm／幅：1,445mm）
ヴェゼルは、乗車している方、全員が快適に過ごせる空間を演出できるインテリアが魅力的です。フロントからリアの席まで、爽快な視界が開けるためドライブ中も、とても楽しく過ごせます。ロングドライブも快適に過ごせる点が魅力的です。

◆トヨタ：ライズ（室内サイズ｜長さ：1,955mm／幅：1,420mm）
ライズは、ゆとりのある広い室内をもっているため、快適に過ごせる点が魅力的です。肩の力を抜いて、のんびりと過ごせるため長距離ドライブも楽しめます。快適装備も充実しているので快適に過ごせます。

◆トヨタ：ヤリスクロス（室内サイズ｜長さ：1,845mm／幅：1,430mm） ヤリスクロスは、ライズと比較するとほんの少し幅が広い車種です。車内で快適に過ごせるだけでなく、日常をアクティブに過ごせる機能性が充実しています。配色なども落ち着いているため上質で快適に過ごせる点が魅力的です。

◆ダイハツ：ロッキー（室内サイズ｜長さ：1,955mm／幅：1,420mm）
ロッキーは、乗車全員が快適に過ごせるような室内デザインです。開放的な頭上空間、座面形状を工夫しているため快適に過ごせる点が魅力的です。長距離ドライブでも快適に過ごせるため、遠方でのアクティビティへ行くときに快適です。

◆スズキ：ジムニーシエラ（室内サイズ｜長さ：1,795mm／幅：1,300mm）
ジムニーシエラは、機能性のシンプルさにこだわりをもってデザインされています。ジムニーの力強さをそのままに、視界を拡大するといったデザインが確立しています。ドライブを楽しみながら、快適に過ごせる点が魅力的です。

◆マツダ：CX-3（室内サイズ｜長さ：1,810mm／幅：1,435mm）
CX-3は、快適に過ごせる室内と操作性の高いデザインが魅力的です。長距離ドライブだけに限らず、普段から乗れるため利便性が高いです。使い勝手のよいコンパクトSUVがほしい方におすすめです。

コンパクトSUVは、室内の狭さがあるように感じるかもしれません。しかし、どの車種でも快適に過ごせる工夫が施されているため、ロングドライブなどにおすすめです。

比較②：荷室の広さはどれが優秀？

コンパクトSUVの荷室はどの車種が一番広いのでしょうか。

車種別に紹介します。


◆ホンダ：ヴェゼル
ヴェゼルは、404Lの容量スペースに独自のレイアウトによって荷室空間を広げられる「ダイブダウン機構」があります。多くの荷物を積み込めます。また、リアシートが6:4分割可倒式となっているため、長いもの・大きいものをのせるときも最適です。床の低さを活かして収納できます。

◆トヨタ：ライズ
ライズは、コンパクトSUVの中でも369Lと大容量のスペースを確保しています。リアシートを倒すことで、積載スペースを広げられます。自由に空間をアレンジできる点がメリットです。また、一般的な収納スペースについても手を伸ばしたところにアイテムを置けるため快適です。

◆トヨタ：ヤリスクロス
ヤリスクロスは、390Lのラゲッジスペースをもっています。開口幅が広く、荷物の出し入れがしやすい点もメリットです。また、フレキシブルにシートをアレンジできるため、自由に使える点も魅力的でしょう。カップホルダーなどの収納スペースについても使いやすい配置になっています。

◆ダイハツ：ロッキー
ロッキーは、369Lの荷室容量を確保しています。高さや奥行きにもゆとりがあるため、荷物を大量に運びたいときでも快適に運べる点がメリットです。また、2段可変式デッキボードがあるため、上下2段を選択することで背の高い荷物を積載できます。

◆スズキ：ジムニーシエラ
ジムニーシエラは、352L（XGのみ377L）のラゲッジスペースがあります。開口部が広いため、荷物の出し入れもスムーズにできます。また、フロアもフラットになるため隅まで無駄なく使用できる点はメリットでしょう。汚れに強い防汚タイプラゲッジフロアも搭載しているので快適です。

◆マツダ：CX-3
CX-3は、350Lの大容量でコンパクトSUVでありながら十分な荷室容量が確保されています。また、使い勝手のよいリアシートのためシートアレンジを自由に変えられる点も利点です。搭載予定の荷物や予想外の荷物があったとしても、対応できるので安心して使用できます。

どの車種もリアシートを倒すアレンジにより、荷物を置くスペースが広がります。リアシートを倒したときの容量がどれくらいかで選ぶと安心です。

比較③：悪路走破性や環境性能は？

ここからは、各コンパクトSUVのハイブリッドがあるかや悪路走破性、環境性能などについて解説します。

◆ホンダ：ヴェゼル
【ハイブリッドの有無】有り
ヴェゼルのハイブリッドはエンジン走行と同時にモーター走行をスイッチで変えられます。この機能が高効率で動かせるため、安定的な新感覚の走りを楽しめます。

【燃費性能】（WLTCモード燃費）
・G｜【FF】17.0km/L【4WD】15.6km/L
・e:HEV X｜【FF】25.0km/L【4WD】22.0km/L
・e:HEV Z｜【FF】24.8km/L【4WD】22.0km/L
・e:HEV PLaY｜【FF】24.8km/L

【悪路走破性】
ヴェゼルの悪路走破性は、リアルタイムAWDを実現しているためとても高いです。発進だけでなく高速走行まで走破性が圧倒的のため、走りを楽しめます。前輪の空転が抑えられたり、安定した走りができたりするため走りを楽しみたい方におすすめです。

◆トヨタ：ライズ
【ハイブリッドの有無】有り
ライズのハイブリッドは、発電専用のエンジンを開発したため、効率のいい発電ができます。レスポンスがよいだけでなく、加速性能の高さや低燃費性能が高い点は魅力的です。動力性能と低燃費を両立させられます。

【燃費性能（WLTCモード燃費）】
【ガソリン/ハイブリッド】
・X｜【2WD】20.7km/L【4WD】17.4km/L
・G｜【2WD】20.7km/L【4WD】17.4km/L／【2WD】28.0km/L
・Z｜【2WD】20.7km/L【4WD】17.4km/L／【2WD】28.0km/L

【悪路走破性】
ライズの悪路走破性は、とても力強く軽快に走れる点が魅力的です。また、モードによって「マニュアルモード（7速シーケンシャルシフト）」を選べるため、さまざまな走りを楽しめます。 ◆トヨタ：ヤリスクロス 【ハイブリッドの有無】有り ヤリスクロスは、ガソリンとハイブリッドを選べる4WDシステムが搭載されています。これにより燃費と強い走りが両立できるため、世界トップレベルの低燃費を実現できました。

【燃費性能】
【ガソリン】（WLTCモード燃費）
・X｜【2WD】20.2km/L【4WD】18.5km/L
・G｜【2WD】19.8km/L【4WD】18.2km/L
・Z｜【2WD】18.8km/L【4WD】17.4km/L
・Z“Adventure”｜【2WD】18.8km/L【4WD】17.4km/L
・HYBRID GR SPORT｜【2WD】17.6km/L

【ハイブリッド】（WLTCモード燃費）
・HYBRID X｜【2WD】30.8km/L【E-Four】28.7km/L
・HYBRID G｜【2WD】30.2km/L【E-Four】28.1km/L
・HYBRID Z｜【2WD】27.8km/L【E-Four】26.0km/L
・HYBRID Z“Adventure”｜【2WD】27.8km/L【E-Four】26.0km/L
・HYBRID GR SPORT｜【2WD】25.0km/L

【悪路走破性】
ヤリスクロスは、スムーズかつパワフルに走れるハイブリッド車です。オフロードでも余裕で駆け抜けられます。高い機動力や軽いフットワークが魅力的です。

◆ダイハツ：ロッキー
【ハイブリッドの有無】有り
ロッキーは、モーターの力で走れるe-SMART HYBRIDがあります。素早い応答により街中でのストップ＆ゴーも快適に動かせます。また、走行条件に応じて発電を賢く組み合わせられるため、高い燃費性能が実現しました。

【燃費性能】
【ガソリン】（WLTCモード燃費）
・L｜【2WD】20.7km/L【4WD】17.4km/L
・X｜【2WD】20.7km/L【4WD】17.4km/L
・Premium G｜【2WD】20.7km/L【4WD】17.4

【ハイブリッド】（WLTCモード燃費）
・X HEV｜【2WD】28.0km/L
・Premium G HEV｜【2WD】28.0km/L

【悪路走破性】
ロッキーに搭載されているエンジンは、コンパクトSUVに最適な出力性能・燃費性能を実現しています。アクセルに対して、加速感がありリニアのようなスムーズ感で思い通りの走りを楽しめます。低燃費かつ高効率な燃焼によって力強い走りを楽しめる点が魅力的です。

◆スズキ：ジムニーシエラ
【ハイブリッドの有無】無し
ジムニーシエラにはハイブリッドがありません。今後、ハイブリッドモデルが出るのか注目したいですね。

【燃費性能】
【ガソリン（WLTCモード燃費）】（5MT/4AT）
・XC｜【5MT】15.6km/【4AT】12.4km/L
・XL｜【5MT】15.6km/【4AT】12.4km/L
・XG｜【5MT】15.6km/【4AT】12.4km/L

【悪路走破性】
ジムニーシエラは、路面状況に応じて2WDから4WDへ切り替えられるパートタイム4WDが搭載されています。これにより、どのような道路状況であっても走り切れます。過酷な環境であっても走破できるため、山道などを走りたい方におすすめです。

◆マツダ：CX-3
【ハイブリッドの有無】無し
CX-3にはハイブリッドモデルがありません。しかし、マツダが開発したクリーンディーゼルエンジンを搭載しれたモデルがあります。有害物質が発生しにくい画期的なクリーンディーゼルエンジンを搭載しているため、環境への影響が少ない点は安心です。

【燃費性能】
【ガソリン】（2WD/4WD）
・15S｜【2WD】17.0km/L【4WD】15.7km/L
・15S Touring｜【2WD】17.0km/L【4WD】15.7km/L
・15S Urban Dresser｜【2WD】17.0km/L【4WD】15.7km/L
・15S Super Edgy｜【2WD】17.0km/L【4WD】15.7km/L

【ディーゼル】（2WD/4WD）
・XD｜【2WD】20.7km/L【4WD】17.4km/L
・XD Touring｜【2WD】20.0km/L【4WD】19.0km/L
・XD Super Edgy｜【2WD】20.0km/L【4WD】19.0km/L

【悪路走破性】
CX-3は、思い通りに走らせられる魅力的なエンジンを搭載しています。AWDシステムが搭載されているため、路面状況やタイヤの動きに応じて自動的に安定性の高い旋回が可能です。軽快な走りを楽しめます。

それぞれの車種によって燃費性能や走破性が異なるため、どのような走りを楽しみたいか、また、環境性能へどれくらい配慮されているかを意識して選びましょう。

比較④：車種の特性とは？

ここでは、それぞれの車種にみられる特性を紹介します。


◆ホンダ：ヴェゼル
ヴェゼルの魅力は、日常生活で楽しめるよう工夫されている点です。実用性だけでなく日常生活での高い体験価値が得られるため、コンパクトSUVにおいても人気の高い車種です。自信をもって運転ができ、安心して乗れる点が魅力的なだけでなく、環境性能の高さも魅力的といえます。また、デザイン性も高いため、普段からかっこよく乗りこなしたい方におすすめです。

◆トヨタ：ライズ
トヨタのライズは、コンパクトサイズSUVではあるものの、迫力のあるフロントグリルが魅力的です。力強いスタイルを叶えるため、大きなタイヤを装着しているものの、小回りが利く点も魅力的でしょう。アクティブな走りを楽しめるコンパクトSUVです。

◆トヨタ：ヤリスクロス
ヤリスクロスは、街乗りやロングドライブなどに最適の車種です。オフロードに特化しているだけでなく、ハイブリッドモデルもあるため環境性能にも配慮できている点が人気の秘訣でしょう。ボディサイズが小さく、小回りが利きやすいため街中でも運転が楽しめます。

◆ダイハツ：ロッキー
ロッキーは、扱いやすいサイズのコンパクトSUVです。大きなタイヤを装備しているものの、小回りが利くため、街中でも快適に走らせられます。悪路も快適に走れるためアクティブに活動したい方におすすめです。

◆スズキ：ジムニーシエラ
ジムニーシエラは、これまでの伝統を引き継いで作られたコンパクトSUVです。走行性能や安全性が高まりました。ラダーフレーム構造を採用しているため、どんなに過酷な走行環境でも快適に走らせられます。防振性能もあるため、快適にロングドライブを楽しめる点も魅力的です。

◆マツダ：CX-3
CX-3は、リーズナブルな価格で販売されている点が魅力的です。また、パワートレインを改良したことから、燃費性能が高まった点もメリットです。マツダらしい上質なデザインが、気品あふれるコンパクトSUVがほしい方におすすめの車種といえます。

どの車種もたくさんの魅力があります。そのため、どのようなシーンで乗りたいかなどで選ぶと最適です。

まとめ

2023年に発売しているコンパクトSUVはどれも魅力的です。どの車種を選べばよいのか悩んだときは、どのようなシーンで乗るかを考えると決めやすいかもしれません。また、先進技術や環境性能など重視したいポイントで検討することも大切です。コンパクトSUVの購入をご検討の方は、この記事を読んでぜひ実車に試乗して決めてください。