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自動車コラム

車種別フルフラットの広さを紹介!車中泊におすすめの車種とは

お悩みスッキリ 2022.11.29
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現在、車中泊でキャンプなどのアウトドアを楽しむ人が増えています。
車中泊を楽しむ上で、特に注目したいのが快適に過ごせる車内空間ではないでしょうか。
この記事では、快適に過ごせる車種を紹介します。
合わせて、シートをフルフラットにする方法についても解説しているので参考にしてください。

軽でもフルフラットが十分広い車種

一般的には、車中泊をする時に使う車種はミニバンなどの広く大きいモデルを検討することでしょう。普通自動車でも、車中泊は行えますがエコノミークラス症候群などの危険が生じます。この点を解消できるのは、しっかりとフルフラットになる機構が搭載している車種がおすすめです。フルフラットになる車種であれば、車中泊する人数によりますが、軽自動車でも車中泊は可能となります。



車種を選ぶ時の注意するポイント
● フルフラットになるモデルでも、正しく水平になりきるか
● シートそのものに凹凸があまり激しくないか

注意点を意識するだけでも、車中泊を快適に過ごせるようになるのでおすすめです。

ホンダ|N-VAN

N-VANは、ピラーレス仕様を軽バンで初めて採用したモデルです。助手席側のピラーはないため、大型の荷物なども簡単に載せられるため、運送業務などを行う人の強い味方になっています。テールゲートからリアシートまでフラットに繋がるので、車中泊をする時にも広々と快適に過ごせます。

メリット
● 長時間でも疲れにくいシートを採用:乗用車と同等サイズのシート・座り心地も同等レベルです。
● スクエアボディーかつ低い床の採用:大容量の空間を実現し、助手席とリアシートはフラットになる設計です。

また、助手席・後部座席(荷室)をフラットにできるだけでなく、シートレイアウトを変更できる点も魅力的です。助手席のシートを前面に倒してテーブルにすることも可能のため、ひとりで過ごす時など便利に活用できます。
(参考:HONDA|N-VAN)

SUZUKI|スペーシア ギア

スペーシアギアは、個性的なデザインが魅力的な車ですが、車内の充実度がとても高い点も魅力的です。ツールボックスをイメージとしたインパネアッパーボックスが搭載され、ガレージのような室内空間があります。

メリット
● 全シートが撥水加工仕様:水にぬれても拭き取れます。
● シート背面・荷室フロアの防汚仕様:汚れに強い素材のため、汚れても拭き取りやすいです。

4つのシートを折りたたみスライドさせることで、シートアレンジが行えます。フルフラットにした状態で、家族3人(大人2人、子ども1人)でくつろげる空間が作れます。多機能な車内では、収納スペースが充実しているほか、ドリンクホルダーや折りたたみテーブルなども搭載されているので、使い勝手がいい点も魅力的です。
(参考:SUZUKI|スペーシア ギア)

軽以外での快適な車中泊が期待できる車種

軽自動車は、コンパクトで移動なども簡単な点もあり、車中泊ができる車種であれば大活躍します。しかしながら、広さと高さを兼ね揃えているのはミニバンなどの大きめな車体です。軽自動車以外で快適に車中泊が行える車種を紹介します。

選ぶ時のポイント
● フルフラット時のシート凹凸の少ないもの
● フルフラット状態でドリンクホルダーが使える、コンセントがある等

以上の条件などを含めて快適に過ごせる車種を紹介します。

日産|SERENA

SERENAは、室内の空間が広い点が魅力的です。1~3列までのシート全てで、ゆったりと過ごせるため大人数での移動時でも快適に過ごせます。

メリット
● USB電源ソケットを運転席に標準装備:グレード別で2列目・3列目にも設定しています。
● 広い車内:フルフラットモードにした時快適に過ごせる

8人乗りモデルでは、シートアレンジも簡単に行える「スマートマルチセンターシート」を標準装備しています。2列目にセットしてあるセンターシートを1列目に移動させられます。乗車人数に合わせたシートアレンジが可能です。フルフラットモードの時、2列目で段差が生じてしまいますが補うシートなどを装備することで快適に過ごせます。
(参考:日産|SERENA)

TOYOTA|NOAH

NOAHは、ファミリーで活躍できるミニバンです。足元が広々としているため、ゆったりとくつろげます。最大8人で乗れますが、思い立ったタイミングでシートアレンジができる点も魅力的です。

メリット
● 小物類の収納がしやすい便利仕様:車内にアクセサリーコンセントがあり、非常時給電システムなどを活用もできます。
● シートアレンジ:簡単な操作で行えます。

ワンタッチで格納できるため、スペースを確保できます。シートアレンジもたくさんあり、フラットソファモードにすることで、のんびりと過ごせるのでおすすめです。こちらもフラットにした時、多少の段差が生じるため、クッションなどを敷いてカバーしましょう。
(参考:TOYOTA|NOAH)

フルフラットでなくても荷物がたくさん積める広いラゲッジスペースの車種



車中泊やキャンプなどで活躍する車種には、フルフラットモードにならずとも荷物を搭載できる広いラゲッジスペースがあります。荷物がたくさん載ることで、アウトドアがより楽しめたり、買い物などを楽しんだあと快適に持ち帰れたりできるのでおすすめです。

三菱|アウトランダー

アウトランダーは、ドライブを快適に過ごせるようにゆとりのある収納スペースを確保しています。3列目までの各席にスマートフォン置き場の確保やカップホルダーなど、快適に過ごせる工夫が随所に施されているためおすすめです。

メリット
● 使いやすさのいいラゲッジスペース:ゴルフバッグを4個載せられるくらいの広さです。
● ラゲッジスペースの確保がしやすい:セカンドシートを倒すことでより広く使い勝手がよくなります。

ラゲッジスペースは、広い開口部を確保しているため荷物の出し入れなども簡単に行えます。また、段差をなくしてフラットな作りになっているため、重い荷物への対応も行いやすいので便利です。また、つまさきだけでラゲッジスペースの扉が開く仕様も備わっています。
(参考:三菱|アウトランダー)

SUZUKI|クロスビー

スズキのクロスビーは、遊び心のある車でアクティブに楽しむことが前提のモデルです。撥水加工のシートが搭載されている点やシートアレンジが行いやすい点など快適にアレンジできます。

メリット
● 簡単なシートアレンジ:ラゲッジスペースをより広く確保できます。
● 広いラゲッジスペース:ゴルフバックやベビーカーなども載せられる広さがあります。

シーンに合わせてシートアレンジを行うことで容量も拡大できます。また、シートの操作はラゲッジ側から行える点もメリットで、簡単に荷物の出し入れが可能です。防汚タイプのラゲッジフロアにできる点もアクティブに楽しみたい人向けであることが伺えます。
(参考:SUZUKI|クロスビー)

意外に知らないフルフラットの方法

いざ、フルフラットになる車種を購入しても、どのようにしたらフルフラットになるのか悩むことがあるかもしれません。フルフラットにする時に、シートを倒すためのレバーを間違えないように注意しましょう。大体の場合、レバーは肩のあたりや肘あたりの場所にあります。車種やメーカーによってフルフラットにする方法は異なるので、カタログなどを見て確認することがおすすめです。

キャラバンなどの場合
1. 頭部のピローを外します。
2. レバーを引きながら背もたれを倒します。
3. シートの扉側にあるストラップを引っ張りシートを前に起こします。(跳ね上げるという表現される場面です。)
4. 椅子の足を格納します。
5. 前席にロックをして完了です。

スペーシアギアなどの場合
1. 後部座席の肩にあるレバーを引きます
2. そのままシートを倒して完了です。

(参考:日産|シートのたたみ方)
(参考:SUZUKI|スペーシア ギア)

まとめ

車種別にフルフラットになるモデルを紹介しました。フルフラットになるモデルであれば、車中泊をする時や普段の買い物で疲れた時の仮眠などでも利用できます。キャンプなどをする時やアクティブに活動する時など、利便性が高いのでフルフラットになるモデルやラゲッジスペースが広いモデルをぜひ検討しましょう。

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