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自動車コラム

夏冬タイヤの交換・パンク時の対応

お悩みスッキリ 2024.08.20
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タイヤは、時期に合わせて交換しなくてはなりません。この記事では、夏冬タイヤの交換やパンク時の対応について解説します。まだタイヤ交換をしていない方はぜひ参考にしていただき、早めのタイヤ交換をご検討ください。

 

なぜ交換が必要なの?

タイヤ交換がなぜ必要なのでしょうか。ここではタイヤ交換が必要な理由について解説します。

タイヤは車を走らせるために重要な部品です。走る・曲がる・止まるといった基本的な動きができるのもタイヤがあってのことです。また、タイヤは消耗品です。走れば走るだけ摩耗します。そのため、定期的に交換が必要なのです。

タイヤ交換をしないと次のような現象が起こります。

・ブレーキが効きにくい
・滑りやすい

ブレーキが効かないと事故を起こす可能性を高めてしまいます。車との接触や単独での事故、また、人を巻き込む事故を起こすかもしれません。

そのほか安全面だけでなく、道路交通法違反となるため注意しましょう。道路交通法では、タイヤの溝が1.6mm以上であることが定められています。規定外のタイヤを使っている場合、道路交通法違反です。もし、基準値以下である場合は車検に通せません。保安基準を満たしていないためです。

これらのことから、タイヤ交換は必ず定期的に行うようにしましょう。

タイヤの交換時期

タイヤ交換の時期について紹介します。

まずタイヤ交換は、以下のような点で見極めます。

・走行距離
・使用年数
・経年劣化や傷み
・季節

それぞれについて簡単に解説するので参考にしてください。

【走行距離】
5,000km以上走行をすると1mm摩耗するといわれます。一般的には、32,000km走行すると溝の残りが1.6mmになると考えられています。また、スリップサインが出るのは1.6mmのためスリップサインが出る前にタイヤを交換しましょう。

【使用年数】
タイヤの使用年数は5~10年といわれています。タイヤはゴムのため、見えないところで劣化している可能性があります。仮に見た目や乗り心地といった点で不具合がなくとも、紫外線の影響で劣化しているかもしれません。製造してから10年以上のタイヤ及び使用後5年以上の場合、タイヤメーカーなどで点検をしましょう。

【経年劣化や傷み】
タイヤは、走行しているときに少しずつダメージを受けます。また、経年劣化でも劣化します。具体的には、傷や亀裂、クラック、偏摩耗です。クラック(ひび割れ)が起きたら破裂する可能性があり大変危険です。そのほか、振動・騒音やスリップといった可能性を高めるため注意しましょう。

【季節】
・夏用タイヤ:溝が残り4mm以下、もしくは走行距離が30,000~50,000km及び使用年数が4~5年経っているもの
・冬用タイヤ:溝が新品と比較して50%以下、もしくは走行距離が10,000~15,000km及び使用年数が3~4年経っているもの

これらのポイントを押さえておけば、必要なタイミングでタイヤ交換を検討できます。タイヤが消耗品であることを覚えておきましょう。

もしものパンクに備える装備

タイヤは、定期的に交換しておけばパンクする可能性を下げられます。しかし、万が一のときに備えておけば安心です。

【備える装備】
・スペアタイヤ
・応急修理キット

スペアタイヤは、パンクしたときに変えられるタイヤです。トランクまたは車体下などに装備している場合があります。近年の車には搭載していない場合もあるので確認しましょう。また、パンク応急修理キットがあれば、パンクしたときに一時的な対応ができます。応急修理キットは、タイヤに空いた穴を一時的に塞ぐ液状ゴムがあります。しかしあくまでも一時的なもののため、早めにタイヤ交換をしましょう。

タイヤがパンクしたときはどうしたらいい?

タイヤがパンクしたときはどのようにしたらよいのでしょうか。

タイヤがパンクしたときは、先述した応急処置をしたりスペアタイヤへ交換をしましょう。そして、応急処置をしたあとは早めにタイヤを交換して安全を確保してください。

まずは、車を安全な場所へ停車させ、タイヤの状態を確認します。そのあとに、応急処置をしたり、スペアタイヤを交換したりしましょう。

タイヤがパンクしたときにしてはいけないことも紹介します。

・タイヤがパンクしたまま使い続ける
・刺さった異物を引き抜く
・道端のタイヤ交換

これらは大変危険なので、絶対にしないようにしましょう。パンクしたときは、ロードサービスの利用などをして安全にタイヤを交換してください。

パンクしたタイヤは捨てるの?直すの?

タイヤは自治体のゴミ収集所へもって行っても対応してもらえません。そのため、パンクしたタイヤは、タイヤ販売店やガソリンスタンド、ディーラーなどへもっていきましょう。処分してもらえます。

パンクしたタイヤを直すといった考えも浮かぶかもしれませんが、パンクしたタイヤは直せません。そのため、必ずパンクしたタイヤを新品のものへ交換して、古いタイヤは廃棄処分しましょう。

まとめ:タイヤは交換時期を守って定期的に交換しよう!

タイヤは定期的に交換をするように心がけましょう。特に、シーズンタイヤを適切なタイミングで交換することによって寿命を伸ばせる可能性があります。また、パンクをしたときに対応できるよう備えておくことも大切です。タイヤへの正しい知識を確認して、安全なカーライフをお過ごしください。

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