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電気自動車の補助金のお話しと電気自動車に乗るメリット

お悩みスッキリ

2023.09.20

今、全世界で電気自動車の開発が進んでいます。車の排ガスによる環境破壊が問題視されるなか、電気自動車はこの環境問題を解決する糸口となるのか、疑問に感じている方もいることでしょう。この記事では、電気自動車のメリット・デメリットについて解説します。合わせて、補助金などについても紹介するので参考にしてください。




目次






電気自動車の補助金


日本では、EV購入時の補助金を設定しています。2023年度の新車(2023年4月1日以降に新車登録された車)に対して受けられる補助金は次の通りです。

【上限額】
・EV車両:85万円
・軽EV/PHEV車両:55万円

【補助金交付条件】
・一定期間内に新車を購入
・購入したEVを原則4年以上保有すること

上記の補助金にプラスして、地方自治体による支援も受けられる場合があるのでご確認ください。

この補助金では、環境性能に優れたEV車両の推進をしている関係から、全国各地で取り組めるようにするための施策です。補助金を活用してEV車両を購入してはいかがでしょうか。実際、EV車両を購入すると、車両代金だけでなく、充電するための設備を整える関係から費用も高くつく場合があります。そのため、補助金があると安心できます。

【注意点】
・交付条件、金額が毎年更新される
・申請は先着順で受け付けられる
・中古車や新古車は対象外

そのため、補助金を受けたくても受けられない可能性がある点を覚えておきましょう。


電気自動車のメリット・デメリット


EV車両のメリットとデメリットはどういった点があるのでしょうか。それぞれについて解説します。

【メリット】
・維持費が電気代だけで済むため安く済む
・CO2排出量を削減できる
・走行音が静か
・バッテリーとモーターでパワフルな走りを実現
・自然災害などによる停電時、非常電源になる

【デメリット】
・新車価格が高い
・車種が少ない
・充電に時間がかかる
・航続距離がガソリン車よりも短い
・保険料が高い

EV車両に乗ると環境へ配慮でき、前向きに検討したいと思う方もいるのではないでしょうか。しかし、デメリットも合わせて把握することで、購入を検討するときの材料にできます。


電気自動車格安車両

EVの新車価格は高いため、購入を断念する方もいることでしょう。具体的に、おすすめできる低価格のEV車両を紹介します。

◆ 軽自動車EV
・日産 サクラ/254万円~
・三菱 eKクロス EV/254万円~

◆ 普通自動車EV
・日産 リーフ/408万円~
・ホンダ Honda e/495万円~
・マツダ MX-30 EV MODEL/451万円~

高性能なモデルになると、500万円以上で販売されています。今後、開発が進むことにより、新しいモデルが次々と登場するので楽しみに待つのもおすすめです。

現在のEV車両の多くは、1度の充電で200~600km走行できるため、近所を運転するのには丁度良いでしょう。


電気自動車の未来


EVは、今後どのように発展していくのでしょうか。EV車両はメリットが多いと思う反面、車両を乗り換えたときの廃車となった車の処分によって環境汚染が進むのではないかといったデメリット・リスクも抱えています。また、電気ステーションの少なさから、万が一、充電が切れたときに対処できない可能性など、現実的な問題もあります。

しかし、切り替え段階のため、まだEV車両に適した環境整備が整っていない事実もあるなかで、将来的にはEVの需要が高まることは間違いありません。環境汚染・破壊の問題は世界的に、最重要課題となっているため避けては通れない課題なのです。

日本政府は、2035年までにEV車両の新車販売を100%にすると発表しています。そのため、ガソリンモデルなどからEVへ完全にシフトしなくてはならない未来が近くで待っています。このことからも、普及率があがるのは間違いないため、電気自動車にシフトしたインフラ整備も充実していくことでしょう。

自動車開発においても、EV車両のデメリットを減らしていけるよう努めているので、今後のEV車両の発展に期待できます。利用者のニーズに合わせたさまざまなEV車両が登場することを心待ちにしましょう。


まとめ

EV車両は、環境破壊を食い止めるために重要です。近い将来、新車販売でEV車両100%を目指しているため、インフラ整備も充実するのは時間の問題でしょう。抱える問題は山積しているものの、1つずつ解決することでEV普及率100%の世界が訪れるかもしれません。ガソリンモデルのよさが消えてしまうことをネガティブに考える方もいることでしょう。しかし、EV車両でもガソリンモデルのようなよさを体感できる日も遠くないかもしれません。ぜひ、補助金などを利用してEV車両の購入をご検討ください。