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OEMって?メーカー違いで同じ車種はどっちを買った方がお得?

お悩みスッキリ

2024.05.20

皆さんは、OEM車をご存じですか?同じ見た目でもメーカーのエンブレムが違う車です。共同開発した車両とは違い、他社メーカーが開発した車両を自社に提供してもらえます。本コラムでは、具体的にOEM車について紹介します。OEMの知識を得て、お得にほしい車両の購入を検討しましょう。




目次






OEMの説明

OEMは、Original Equipment Manufacturing(オリジナル・エクイップメント・マニュファクチュリング)の頭文字からとった言葉で直訳すると「オリジナル製品の製造者」です。つまり、他社メーカーが製造した車両を自社で販売できます。OEMに似た車両で「共同開発車」もあります。これは、他社メーカーと一緒に製造する方法です。共同開発の場合、それぞれのメーカーで販売できます。


【OEMの例】
・ダイハツが開発した「ロッキー」⇒トヨタにOEM供給「ライズ」
・スズキが開発した「ワゴンR」⇒マツダにOEM供給「フレア」
・トヨタが開発した「プリウスα」⇒ダイハツにOEM供給「メビウス」

【共同開発の例】
・日産「SAKURA」と三菱「ekクロスEV」
・スバル「BRZ」とトヨタ「86」

これらを覚えておくことで、今後車を購入するときに選びやすくなるので覚えておきましょう。


メーカー違いによる差と値段

OEM車とメーカー製造による具体的な差はあるのでしょうか。一般的に、OEM車はフロントマスクのデザインが多少違う場合もあります。また、価格についてはOEM車の方が安く購入できる可能性があります。メーカー元で購入する場合とOEM車を購入する場合に見積もりをもらって検討してはいかがでしょうか。納期については、OEM車のほうが早く納車される可能性もありメリットです。


メーカーによってオプションは変わる?

OEM車の場合、オプションやグレード、色などにも制限があります。そのため、もしメーカー元で同じ車種のカラーリングや見た目などでほしいものがあった場合に、OEM先では選べない可能性があります。オプションやグレードなどの制限を受けたくない場合は、メーカー元での購入をご検討ください。



同じ車種だけど下取り(買い取り)で差が出る?

OEMとメーカー元のオリジナルとでは、下取り価格に差が出る場合があります。OEM車に関しては、知名度や人気が低い傾向にあるため低い価格で買い取られます。もし、次の車を購入するとき下取りへ出す場合は、OEM車ではなくメーカーで販売されている車両を選びましょう。


まとめ:OEMでお得に車を入手しよう!

メーカー元でほしい車種があった場合、OEM車の販売があるかを確認しましょう。OEM車のほうが多少安く購入できる可能性があります。また、メーカー元よりも早く納車ができる可能性もあるためおすすめです。しかし、オプションやグレードに制限があるため本当にほしいグレードなどがある場合はメーカー元での購入を検討しましょう。