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自動車コラム

オイルの値段と交換費用の相場

お悩みスッキリ 2023.07.20
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車を動かすためにはオイルが欠かせません。SUVでお出かけをたくさんする方などは、特に、定期的な交換が大切です。この記事では、車にとってなぜオイルが大切なのか、また、交換時期などについて解説します。オイル交換をする際の参考にしてください。

そもそもオイルは何のために?

車にオイルが使われるのは、部品を滑らかに動かすためです。

車のオイルは、具体的に以下のようなものがあります。

【車に使われているオイル】
・エンジンオイル:エンジン内部にある多くの金属部品の動きを滑らかにするためのオイル
・オートマチックフルード(AT車限定):変速をスムーズに動かすためのオイル
・ミッションオイル、デフオイル(MT車限定):ギアボックス内の部品を動かすためのオイル
・ブレーキフルード:ペダルの踏んだ力をブレーキパッドに伝えるオイル

特に、エンジンオイルは、エンジン内部の金属部品をスムーズに動かすため重要です。そのほかの役割について解説します。

【エンジンオイルの役割】
・密封:シリンダーとピストンの隙間を埋めて、動力を効率よく生み出す
・防錆:エンジンパーツを錆びつかせない役割がある
・清浄:エンジン内部の汚れを溜めないように分散させる

万が一、交換しなかった場合、エンジンが動かなくなってしまう可能性があります。車が故障する可能性も高くなってしまうため、定期的なオイル交換を大切にしてください。

また、オイル交換とともにオイルフィルターなどの交換も大切なため、定期的に点検をしてもらいましょう。

交換時期(オイル/エレメント)

エンジンオイルを交換するベストなタイミングはいつなのでしょうか。車種や車の使い方によって異なるものの、走行距離や車の使用期間、状態などで判断します。オイル交換は、早めに行っても問題はありません。遅すぎると故障する可能性は高いものの、早い分には問題ないので、気がついたときに交換するのもよいでしょう。

具体的には、以下の通りです。

【オイル交換のタイミング】
・走行距離:3,000~5,000km
・交換推奨時期:3~6ヶ月

また、自動車メーカーやオイルメーカーによっても推奨時期が決まっているので、そちらを参考に交換することもおすすめです。

オイルメーカーによっては、車種別で使う最適なオイルを販売しています。
SUVでは、Castrol(カストロール)のSUV専用省燃費エンジンオイルがおすすめです。オイル交換をする際には、ぜひご検討ください。

費用

オイル交換は、ディーラーやガソリンスタンド、カー用品店などで依頼できます。費用の内訳は、オイル代金に工賃がプラスされます。

オイル交換にかかる費用は以下の通りです。

ディーラー:3,000~10,000円
ガソリンスタンド:2,000~5,000円
カー用品店:2,000~7,000円

自分で交換するとオイル代金だけで済むため安く抑えられる可能性があります。しかし、廃油処理をしなくてはならない点や不具合が起こるかもしれないため、プロの方に依頼するとよいでしょう。

オイルの確認方法、インパネにオイルランプがついた

実際にオイル交換をするタイミングについて、どのように確認したらよいのでしょうか。ここでは、セルフ点検の方法について解説します。

車のメーターに警告灯が点灯した場合は、オイル交換のサインである可能性があります。エンジンオイルの油圧が低下したことにより点灯するランプです。

以下のような可能性が考えられるため、早めの点検やオイル交換が必要です。

【オイルランプが点灯した要因】
・オイル量の減少
・オイルポンプの故障
・圧力センサーの故障

故障である場合には、セルフではどうにもならないので、すぐに整備工場やディーラーへ持ち込むことをおすすめします。オイルランプを点灯したまま放置すると、車が故障する可能性のあるほか、エンジンが停止するかもしれないため早めの対応が必要です。

セルフでエンジンオイルを点検する方法を解説します。

【エンジンオイル点検の方法】
1.水平な場所でエンジンを停止させる(駐車場など)
2.ボンネットを開ける
3.オイルレベルゲージ(取っ手が黄色や白、オレンジでリング状のもの)を引き抜き、ペーパータオルで拭き取る
4.オイルの色や状態を確認する(◎:透明でサラサラ/△:ザラザラで茶色/×:黒く汚れている⇒△や×の場合は交換が必要です)
5.オイルレベルゲージをもう一度、根元まで戻し引き抜いてオイル量をチェックする(FとLのマークを確認:Fまでオイルの跡がある場合はオイルが多い状態/Lにオイルの跡がある場合はオイルが足りない状態⇒通常はFとLの間に跡がつくとよい状態です)

上記の手順で、自分でも確認ができます。

しかしながら、自分で行うのは不安かもしれません。
その場合には、整備工場やディーラー、ガソリンスタンドなどでオイルチェックをしてもらいましょう。

まとめ

車はオイルによってスムーズに動きます。そのため、オイル類は定期的に交換をして良好な状態に保つことが大切です。万が一、交換を怠った場合には、車が動かなくなってしまうかもしれません。自分でもオイルの量や状態を確認できるため、定期的にチェックをするか、走行距離に応じて確認するようにしましょう。

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