BLOG

ブログ

外装にこだわってみる、ラッピングとコーティング

お悩みスッキリ

2024.03.20

車の外装で個性をだしたい方もいることでしょう。もしカスタマイズをしたい場合、外装パーツを取りつけたり、塗装を替えたりする方法などを検討するかもしれません。しかし、専門的な知識や法令などに注意しないと、費用がかかってしまったり違法カスタマイズとなったりする可能性があります。本コラムでは、外装のデザインを替える方法のラッピング、コーティングについて解説します。外装にこだわりたい方は、ぜひ参考にしてください。




目次






値段の差


まず、カーラッピングとコーティングの違いを解説します。
【カーラッピング】
絵やデザインなどのグラフィックスをデジタルプリンターで出力したフィルムです。さまざまなデザインの外装にアレンジできるだけでなく、質感までも変更できるため個性を出したい方におすすめです。また、フィルムを貼り替えれば好きなタイミングで好きなものに替えられます。

【コーティング】
車のボディにコーティング剤を塗布して、紫外線や花粉などで汚れないようにする方法です。コーティング剤のメリットはツヤツヤなボディを保てるため、美しい見た目を保てることです。DIYでコーティングをする方法もありますが、プロの方に依頼する方が綺麗で確実です。長く乗り続けている車でも、コーティングすることで、美しさを取り戻せます。

価格の相場は以下の通りです。
※施工会社に依頼した場合の価格相場

【カーラッピング】
・パネル一枚:3~5万円
・フルラッピング(小型乗用車):10~25万円
・フルラッピング(中~大型乗用車):80~120万円
・痛車:30~60万円

【コーティング】 ・ワックス:
・ポリマーコーティング:1,000~2,000円
・ガラス系コーティング:1~3万円
・セラミックコーティング:10~15万円
・プロテクションフィルム:150~180万円

費用に関しては、依頼先によって相場が異なります。また、自分がどのような外装にしたいかでも異なるため、検討する際には費用も視野に入れながら、理想の車をしっかりイメージしましょう。


メンテナンスはどちらがしやすい?

メンテナンスについては、ラッピングもコーティングも大きな差はありません。しかしながら、カーラッピングについては汚れたり傷ついたりしたら剥がしてしまえば問題がありません。その点は利便性が高いと感じることでしょう。また、コーティングについても、再度依頼することで美しさを保てます。

具体的に、それぞれ施工後のメンテナンス方法について解説します。

【ラッピング】
カーラッピングは、一般的に耐久性が3〜5年となっています。フィルムのため、塗装と比較すると耐久性が劣る場合があります。そのため、こまめな洗車が大事です。また、洗車をする際には水をたっぷりかけてください。細かい傷があると、破れてしまう可能性が高いためです。そのため、まずは塵や砂やごみなどといった付着物を水で洗い流してから「中性」の洗剤(カーシャンプー)で洗いましょう。

【コーティング】
コーティングをしたあと、メンテナンスを自分でもできます。コーティングは、汚れを綺麗に落とさないと傷んでしまうため、定期的に洗車をしてください。また、洗車をする場合には手洗い洗車を心がけましょう。洗車機を使用すると、ゴム製のブラシによって細かい傷がついてしまいます。スポンジで優しく擦り洗うよう心がけてください。

どちらも、定期的な洗車や傷がつかないように優しく洗う点に留意することが大切です。



コーティングとオールペイントの違いは?


車の外装に塗布できるのはコーティング剤や塗料です。コーティングとオールペイントの違いは、文字通り、外装に汚れが付着しないようコーティングをするか、ボディのカラーリングを替えるかの違いです。
オールペイントには、以下のような種類があります。

・完全ペイント:車体パーツをそれぞれ取り外して塗装をする。
・簡易ペイント:パーツを外さずマスキングテープを用いて塗装する。
・一般ペイント:取り外しができるパーツのみを塗装する。

上記のなかで、オールペイントに該当するのは完全ペイントです。きれいに塗装したい場合はオールペイントを選んでください。

車のツヤを保ちたい場合はコーティングを選び、カラーリングを替えたい場合はオールペイントを検討しましょう。


ラッピングの有効な期間


カーラッピングの寿命は、選んだフィルムによって異なります。しかし、一般的には2~3年程度です。駐車している場所やメンテナンスによって、耐久性が下がります。

カーラッピングの寿命を縮める原因は以下の点が考えられます。

・熱:熱に弱い性質があるため夏場などの管理方法も注意が必要です。
・紫外線:太陽の日差しがずっと当たっていると色が落ちる可能性が高いです。
・鳥のフンや虫の死骸:有機酸により融解し劣化します。

カーラッピングの寿命を延ばすためには以下の点に注意しましょう。

①こまめに優しい洗車をする
②直射日光や紫外線を予防する(屋内駐車にする・屋外駐車の場合カバーをかける)
③コーティング塗布をする

これらの点に注意するとカーラッピングの寿命を延ばせるため、少しでも長い間、自分の好きなカラーリングを楽しめます。


まとめ:外装にこだわって個性のある車にしよう!

外装にこだわりたい場合は、ラッピングでカラーリングや印象を変えてみたり、コーティング剤を用いてツヤ感のある車にしたりといった方法があります。どちらも施工業者に依頼した場合、依頼先や施工内容によって費用相場が異なります。しかしながら、世界に1つしかないオリジナルの車にしたい場合は、外装にこだわってみるのもおすすめです。ツチヤ自動車でも板金塗装もしているため、ぜひご依頼ください。