BLOG

ブログ

車の点検・セルフメンテナンスの疑問

お悩みスッキリ

2023.12.20

車は定期的な点検やセルフメンテナンスが大切です。愛車の状態を良好に保ち続けるためにも、まずセルフメンテナンスをして状態を確認したうえで、点検にだすと安心です。また、車検前に点検へだすことで、車検に通らない故障を修理できます。この記事では、車の点検やセルフメンテナンスについて解説するので、参考にしてください。




目次






車の点検ってなにをしたらいいの?

車は日常的に点検や定期点検が重要です。車の異常を早めに発見し、修理をするためにも大切です。仮に、日常点検などを怠ると整備不良となってしまうため、事故や故障が起こる可能性も否めません。また、日常点検は道路運送車両法の第47条で、使用者の点検・整備が義務付けられています。

◆日常点検:エンジンルームや車まわりのチェックが大切です。また、消耗品の劣化状態を確認しましょう。
◆定期点検:12か月点検、24か月点検があります。法律で定められた点検のため、受けなくてはなりません。安全性を確保できます。

日常点検の方法なども、もしわからない場合はディーラーや整備工場などで整備士に聞くと良いでしょう。



中古車購入したら点検した方がいいの?

中古車を購入したら点検が必要なのでしょうか。中古車販売業者によっては、走らせても問題がないような状態で売られていることがほとんどです。しかし、不安を感じる方はメンテナンスをすると安心できます。


【点検すべき手順】
①消耗品のチェック:バッテリー、ヘッドライト、ウィンカー、タイヤ、オイルなどの状態を確認し、必要があれば新品に交換しましょう。
②安全性能に関するパーツのチェック:エンジン、ブレーキなども確認しましょう。自分で点検すると状態がわかりにくいかもしれません。整備工場やディーラーなどで点検を依頼しましょう。
③法定整備を受ける:一定期間で受けられる点検を積極的に受けましょう。

これらの点検をクリアすることで、中古車でも安心して乗り続けられます。



点検ってどこでやるのがいい?購入店以外でもやってくれる?

中古車のみならず、車を購入したときは購入した店舗で整備を依頼すべきなのでしょうか。この点は、多くの方が疑問に感じていることでしょう。基本的に、「整備履歴」がある店舗に車を預けると安心できます。法定点検をすると「点検整備記録簿」が発行され、点検内容を記載しています。

◆新車購入の場合:ディーラー(販売店)で点検を依頼しましょう。新車の場合、操作でわからないことがあったときに、操作方法などを教えてくれます。
◆中古車の場合:販売した店舗で相談しましょう。整備できる環境が整っている販売店であれば、そのまま点検を依頼できます。しかし、整備環境が整っていない場合、販売店と提携を組んでいる整備工場があるかもしれません。

また、信頼できる整備工場があれば、そちらで点検を依頼することもおすすめです。



点検だけってお金がかかるの?

車の点検はとても大切です。しかし、費用がどれくらいかかってしまうのか不安になることでしょう。具体的には、以下の費用がかかります。

◆日常点検:無料で実施している場合がある(タイヤの空気圧チェックはガソリンスタンドの設備で確認できます。)
◆法定点検
・12か月点検:【ディーラー】11,000~21,000円/【整備工場】6,000~15,000円
・24か月点検(車検込み):【ディーラー】69,200~78,610円/【整備工場】61,410~78,610円

車の点検費用を抑えるには、以下の方法があります。

①点検費用の安い業者へ依頼する
②日頃からの点検やメンテナンスをしておく
③不要な有料サービス(洗車、室内清掃など)を断る

車検や法定点検で、交換・修理が必要な箇所を見つけた場合に点検以外の費用が発生します。そのため、定期的な点検をして費用をかけないよう工夫しましょう。



車検の前に点検へだしたほうがいいの?

車検を受ける前に点検をすると、車検費用を抑えられるのでおすすめです。車検前の点検は「事前点検」といいます。事前点検をすることで、車検の点検項目に引っかかる箇所を洗いだせるため、車検に通らない箇所を通せる状態にできます。

日常点検や法定点検のほか、車検を受ける前の事前点検をだすよう心がけましょう。



自分でできる点検・メンテナンスってどんなのがあるの?


日常点検では、以下の点をチェックしましょう。

□エンジンオイルの色や量:劣化すると茶色へ変色する
□ブレーキ液の量:適量は、リザーバータンクの上限を超えない量入っているか
□ウォッシャー液の量:ウォッシャー液が出るかどうかを確認しましょう
□ワイパーゴムの状態:欠けたり外れたりしていないか確認しましょう
□ロングライフクーラントの量:タンクの上限を超えない量入っているか

上記の車両点検を含めて、点検・車検時期の確認もしておきましょう。また、タイヤの空気圧なども点検しておくと安心です。点検箇所や点検の仕方がわからない場合はプロへ確認しましょう。



まとめ

車を所有している方は、日常点検をしなくてはなりません。日常的な点検や整備をすることで、安心して乗り続けられます。また事故を未然に防げるためとても重要です。日常点検や法定点検などをすることで、車検時の費用を抑えられるメリットもあるので、ぜひご検討ください。