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自動車コラム

ツチヤのお悩みスッキリ!!【給油編】

お悩みスッキリ 2019.11.08
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昨今、自動車のエンジンが多様化してきましたね。
給油するとき、日頃乗っている愛車のことはわかっていても、借りた車やたまにしか乗らない社用車、レンタカーなどでは迷ってしまうこともあるのではないでしょうか。
ガソリン・ディーゼル・ハイブリッド・電気・水素と様々な燃料がありますが、今回は給油の際の注意点をご案内いたします。
セルフのガソリンスタンドでも迷わないよう、詳しく解説いたします!

そもそも燃料の種類って何があるの?

ハイブリッド車も含め、ガソリンスタンドで給油出来る燃料は、
・レギュラーガソリン
・ハイオクガソリン
・軽油
上記の3種類があります。
“軽”自動車は、「軽油」と思ってらっしゃる方もいるのではないでしょうか。
ですが、そこは大きな落とし穴。どの燃料を入れたら良いか、きちんと確認してみましょう。

確認方法は?

では、次にどの燃料を入れたら良いか確認する方法ですが、
確認方法は主に2種類あります。

①クルマの取扱説明書を確認する
②給油口のフタ裏に貼ってあるステッカーを確認する

当然、後者のほうが楽ですよね。
ですが、もし汚れていたりステッカーがはがれていたりで確認できない時には、ガソリンスタンドのスタッフに聞いてみるのも手です。

ご自分で確認される際に注意が必要なのは、燃料についての表記です。
各メーカーで違いがありますのでそちらも見ていきましょう。

①レギュラーガソリン車

表記の仕方はレギュラー、無鉛レギュラー、無鉛ガソリンなど。
ステッカーや表記がない場合は、このレギュラーガソリン車と考えてもらってよいと思います。
レギュラーガソリン各種ステッカー

②ハイオクガソリン車

無鉛プレミアム、と表記されている場合はハイオクガソリン車と考えられます。
ハイオクガソリンステッカー

③ディーゼル車

最近流行りのディーゼル車の場合は、軽油と表記されています。
もしくは、給油口キャップに「DIESEL」の表記があります。
ディーゼルステッカー

※ちなみに・・・
ガソリンスタンドの給油ノズルは色分けされているのは皆さんご存知かと思います。
給油ノズルの色は消防法令で定められており、全国統一の色分けになっていますので、どの都道府県でも下記の配色がされています。
レギュラーガソリン → 赤
ハイオクガソリン → 黄
軽油 → 緑
ガソリンスタンドノズル

ここで間違いやすいのは、
給油口に貼ってある油種のステッカーの色と給油ノズルの色が一致しているからといって、軽油を使用しなければならないディーゼル車に、レギュラーガソリンを入れてしまうこと。
給油口に貼ってある油種のステッカーは赤色が大半ですので、
うっかりやってしまうと、とても大変なことになります(下記参照)。
自動車メーカーがステッカーの色をガソリンスタンドの給油ノズルの色に統一してくれれば、わかりやすいんですけどね。。。

もし間違えたら?

– ハイオクガソリンをガソリン車に給油した場合

レギュラー指定車にハイオクガソリンを給油しても、特に問題はありません。

– レギュラーガソリンをハイオク車に給油した場合

ハイオク指定車にレギュラーガソリンを給油しても、即大きな問題に繋がることにはなりません。
ですが、常態的にレギュラーガソリンを給油し続けると、燃料が異常燃焼しエンジンがノッキングを起こしたり(カタカタと振動したり音が出たりする、ノッキングが起こる)、噴射ノズルや点火プラグや燃焼室などにカーボンが付着しエンジンの不具合の要因となる可能性があります。

– 軽油をガソリン車に給油した場合

燃料の給油量にもよりますが、しばらくは走ってくれます。
が、最終的にエンジンが止まってしまいます。
もし間違えてしまった場合は、極力エンジンをかけないことをおすすめいたします。
この場合は燃料を抜き取ったあと、燃料タンクの洗浄を行うことで解決することがあります。
ですが、エンジンをかけ走行し、その後エンジン停止までいってしまうと燃料系統の洗浄やフィルター類の交換が必要となってきます。
(まあまあの出費は覚悟が必要です・・・)

– ガソリン(レギュラー・ハイオク)をディーゼル車に給油した場合

軽油をガソリン車に給油した場合と同様にエンジンをかけなければ、燃料を抜き取り燃料タンクの洗浄で解決することがあります。
ですが、走行してしまうと燃料ポンプや噴射ノズルにダメージを与えてしまい、最悪エンジンの載せ替えまで必要となり、膨大な修理費用がかかります。

実際の事例として弊社でありましたのは、
新車納車後1カ月のハイエースに乗っていたお客様に対し、ガソリンスタンドのスタッフが間違えて給油をしてしまい燃料系統をすべて新品に交換した、というものです。
燃料系統をすべて新品に交換した際にかかった費用(修理代)は総額約66万円・・・
とんでもない金額ですね・・・

この事例の場合は修理代はガソリンスタンドが負担しましたが、
セルフサービスのガソリンスタンドで給油を間違えた場合は、自己責任となりますのでご注意ください。

なお、自動車保険にて車両保険を付帯していると「偶然な事故」として一般補償・限定補償ともに、保険金支払いの対象として認定されることがあるようです。
(当社取り扱い、あいおいニッセイ同和損保調べ)

給油口はどっち?開け方は?

乗りなれていないクルマでガソリンスタンドに入る際に、
「あれ?給油口、右?左?開け方は?」となったことはないでしょうか。
あの疑問、実は簡単に見分ける方法が!

メーターの燃料計のところに給油マークがついているのですが、
マークの横をよく見ると、「◀ ▶」の記号が付いているんです。
給油マークを見れば一目瞭然です!
と言いたいところですが、このマーク、すべての車についているわけではありません。
マークでわかる給油口

給油口の次にわかりづらいのが給油口の開け方。
いくらいれる燃料のことや給油口の場所がわかっても、開け方がわからないんじゃどーにもならない!というそこのあなた。
安心してください。給油口の開け方は主に下の3種類しかないのです!

①運転席のシートレールの右前、床部にレバー
給油口運転席

②足元右前方上部にレバーやスイッチ
給油口足元右前方上部

③アクセルペダルの右側面にレバー
給油口アクセルペダルの右側面 

総評すると、ほとんどの車は右足付近にレバーまたは、スイッチが用意されている、ということになります。
※一部のクルマでは開口レバーが無く、ドアのロックと連動で給油口のロックが解除され給油口のフタを押すことで開くクルマもあります。

これで、ガソリンスタンドに入るときに迷うことはありませんね!

以上、給油にまつわる疑問/不安についてご案内いたしました。
「へぇーそうなんだ。」
「全部知ってることだよ。」
など様々なご感想あるかもしれませんが、私共も新型車など見慣れていないクルマの時には迷ってしまうことが多々あります。

皆様も乗りなれないクルマに乗るときは、
あらかじめ油種、給油口の右左、給油口の開け方を確認しておくとガソリンスタンドで慌てずにすみ、スマートに給油ができるため万が一のトラブルも避けることができると思います。

ツチヤ自動車ではお車の購入以外でも、保証加入や修理のお悩みなどもご相談いただけます!
ぜひお気軽に「店舗へお問合せ」してみてください!
専門のスタッフが詳しくお答えさせていただきます!

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それではまた!

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