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自動車コラム

ツチヤのお悩みスッキリ!!【バッテリーあがり編1】

お悩みスッキリ 2020.01.16
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「気づいたらトラブル発生」でもっとも多いのが「バッテリーあがり」ではないでしょうか。
今回は「バッテリー上がり」がなぜ起こるのか、
起きてしまったときの対処法などをご紹介します。

バッテリーあがりの原因は?

車のバッテリー上がりの原因として
ヘッドライトやハザードランプといったライト類や室内灯の消し忘れが非常に多いのではないでしょうか。
エンジンが停止した状態でヘッドライトや室内灯を点灯し続けると
車に搭載したバッテリーの電力が消費し、
なくなってしまうとバッテリー上がりの原因となってしまいます。

クルマに搭載されているバッテリーは、
エンジンが始動しているときはオルタネーター(発電機)によって
発生した電力を充電する機能があります。
そうして貯められた電力によってライト類をはじめとした
エアコンやオーディオといった電装品に電気が供給されます。
ですので、エンジンを止めて発電がないままで
長時間ライト類を点灯したりオーディオなどを使い続ければ、
バッテリーに蓄えられた電力が消費され電力はどんどんなくなってしまい、
バッテリーあがりが発生する、ということになってしまいます。

もしバッテリーがあがってしまったら?

もし、自分の車のバッテリーが上がってしまった場合、
ジャンピングスタートという方法でエンジンを始動させて対処します。
ジャンピングスタートは、
・他の車(救援車)のバッテリーからブースターケーブルを使って電力を一時的にわけてもらう
・ジャンプスターター(エンジンスターターとも言います)と呼ばれるアイテムを使う
上記2通りの方法があります。
現在はポータブルタイプのジャンプスターターも販売されているので
バッテリーが上がってもすぐにエンジンが始動出来る備えをしておきましょう。
ブースターケーブル

ポータブル・ジャンプスターター・エンジンスターター

ジャンピングスタートによってエンジンが始動できたとしても、
安心はできません。
なぜなら、バッテリーの電力がほとんどない状態でエンジンを止めると
再始動できない可能性が高いからです。

そこで、エンジンが掛かったら、
しばらくエンジンを掛けっぱなしにする、または30分以上走行することで
オルタネーター(発電機)による発電を促しバッテリーに蓄電させましょう。

予防するためには?

使用状況によって変わりますが、バッテリーの平均寿命は2~3年くらいです。
バッテリーの寿命が近づくと
「エンジンの回転数によってヘッドライトの明るさが変わる」、
「パワーウィンドウの開閉が遅い」という症状が発生します。
これらのサインでバッテリーの寿命を判断することも可能ですので
車からのシグナルを察知して、寿命を迎える前の交換をオススメいたします。

もう一つは、バッテリーの電圧です。
バッテリーの寿命を計るポイントとして、定期的な電圧のチェックが有効です。
チェックする場合はテスターという専用機器が必要となります。
テスター・バッテリー
使い方は簡単で、
エンジンを始動する前にバッテリーのプラスとマイナス端子に
このテスターを接続するだけ。
計測時に12.5V〜13Vが正常なバッテリーの電圧の数値ですが、
もしで計測したときに12Vを切っているとかなり劣化が進んでいますし、
11V前半しかない状況だとエンジンの始動ができないということもあります。
すなわちバッテリーの寿命が近いというサインです。

できればご自身で、というよりはカーショップ、整備工場、
ガソリンスタンドなどで定期的なチェックを行うことをおすすめしますが、
どちらにせよ、
寿命が近くなってきたらバッテリーが上がる前に交換をして
安心のカーライフをお過ごし下さい。

以上、バッテリーあがりの原因、対策と予防法をご紹介いたしました!
もしクルマの異常を感じたという方はぜひ「店舗へお問合せ」ください!
また、その他にクルマに関する相談がある!という方も
ぜひお気軽に「店舗へお問合せ」してみてください。
どちらも専門のスタッフが詳しくお答えさせていただきます!

クルマを探している!という方は「在庫検索ページ」よりお探しになるか、
店舗へお問合せ」ください!

それでは、また次回!

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