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ツチヤのお悩みスッキリ!!【バッテリーあがり編2】

お悩みスッキリ

2021.03.03

車のバッテリーあがりの原因として、ヘッドライトやハザードランプといった
ライト類や室内灯の消し忘れが非常に多くあります。
エンジンが停止した状態で、ヘッドライトや室内灯を点灯し続けると、
車に搭載したバッテリーの電力が消費され、なくなってしまうとバッテリーあがりとなってしまいます。





目次






バッテリーあがりの原因は?

車に搭載されているバッテリーは
・エンジン始動時に必要な電流を短時間で放電する
・エアコンやオーディオといった電装品に電気を供給する
・オルタネーター(発電機)によって発生した電力を充電する
上記3点が主な役割です。
オルタネーター(発電機)を使用しての充電はエンジンが始動しているときに、
自動でされていきます。

では、バッテリーあがりが起きてしまう原因は何でしょう。
もっとも多い原因が、ヘッドライトやハザードランプといったライト類や
室内灯の消し忘れです。
エンジンが停止した状態でヘッドライトや室内灯を点灯し続けると、
車に搭載したバッテリーの電力が消費され、なくなってしまうことが要因です。

車に搭載されているバッテリー


もしバッテリーがあがってしまったら?

もし、ご自分の車のバッテリーがあがってしまった場合、
ジャンピングスタートという方法でエンジンを始動させて対処するのが一般的です。
ジャンピングスタートとは、他の車のバッテリーからブースターケーブルをつなぎ
エンジンを始動する方法です。
ブースターケーブルをつなぐことで空のバッテリーに一時的に電流が流れ、
エンジン始動にかかる電力を補うことができます。

また、ジャンプスターター(エンジンスターター)と呼ばれるアイテムを
使う方法もあります。

ジャンプスターター(エンジンスターター)を使ったエンジン始動

現在はポータブルタイプ型が主流で様々なメーカーから販売されていますので、
もしものためにも、お1人でエンジンを始動できる環境を作っておくのも良いかもしれません。


エンジンが始動できたとしても、安心はできません。
なぜなら、まだバッテリーの電力はほとんどない状態で、
エンジンを止めると再始動できない可能性が高いからです。
そこで、エンジンが掛かったら、
・しばらくエンジンを掛けっぱなしにする
・30分以上走行することでバッテリーを充電する
上記2点のいずれかを行うことが望ましいです。



予防するためには?

バッテリーあがりの予防には、バッテリーの寿命を確認することが大切です。
使用状況によって変わりますが、バッテリーの平均寿命は2~3年くらいです。
ですが、バッテリーの寿命なんか覚えてない・・・
そんな方も多いのでないかと思います。

そこで、バッテリーの寿命を確認する方法を3つ、ご紹介いたします。
①エンジンの回転数によってヘッドライトの明るさが変わる
②パワーウィンドウの開閉が遅くなる
③電圧チェック

①エンジンの回転数によってヘッドライトの明るさが変わる
運転しているとわかりづらいかもしれませんが、バッテリーの寿命が近づくとエンジンの回転数により、
ヘッドライトの明るさが変化するようになります。
バッテリー交換の目安にもなるので覚えておくと良いかもしれません。

②パワーウィンドウの開閉が遅くなる
バッテリーの寿命が近づくと、パワーウィンドウ(スイッチによる窓の自動開閉)の動きが遅くなります。
多くの電力が供給できなくなることが要因です。

③電圧チェック
最後にご紹介する電圧チェックには、テスターという専用機器が必要となります。

電圧チェックに使用するテスター

使用する前に、エンジンがついていないことを確認してください。
確認できたら、バッテリーのプラスとマイナス端子にテスターを接続します。
これで電圧のチェックが可能です。

計測時に12.5V〜13Vの数字が出れば、正常なです。
もしテスターで計測したときに12Vを切っているとかなり劣化が進んでいますし、
11V前半しかない状況だと、もしかすると、エンジンの始動ができないということもあります。
すなわちバッテリーの寿命が近いというサインです。

以上の3つがバッテリーの寿命を確認する方法です。

バッテリー寿命が残り少ない、もしくはない場合は、早めの交換をおすすめいたします!
カーショップ、整備工場、ガソリンスタンドなどでも寿命の確認はできますので、
定期的なチェックを実施してみてください。




以上、お客様自身でできるバッテリーあがりの解消方法をご紹介いたしました!
お車に関する困りごとがある際は、ぜひお気軽に「店舗へお問合せ」してみてください。

クルマ探したい、という方はぜひ「在庫検索ページ」よりお探しになるか、
店舗へお問合せ」ください!

どちらも専門のスタッフが詳しくお答えさせていただきます!

それでは、また次回!