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ミニバンって何?車のタイプをご紹介【人気のおすすめ車種やポイントをご紹介!】

ツチヤの3選

2021.09.02

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「ミニバン」という言葉は聞いたことはあれど、
具体的に説明しようとすると、意外と難しいのでは?
本記事では「ミニバン」とは何かという説明から
おすすめの車両までご紹介します!

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目次



ミニバンって何?

ミニバンとは厳密な定義が無く3列シート6人以上乗れる車の事を指しており
サイズも小さめの車種から、大型のものまでさまざまな車種が存在しているジャンルです
小さくない車種でも何故“ミニ“バンと呼ぶのかご説明しましょう!

アメリカにはフルサイズバンというジャンルがあり、
LLサイズのミニバンであるアルファード等よりもさらに大きく
全長550㎝ 全幅200㎝ 全高190㎝程度
エンジンの大きさも3000cc 5000cc 7400ccと大排気量がほとんどです。
実はアメリカには日本のように排気量に応じた自動車税という税金が無いため、
大排気量の車でも維持しやすい環境があるようです。
また広大な大地を走破するのにはこういった大きい車体の車が不可欠だったのでしょう。

さて、そんなフルサイズバンを日本で走らせようとすると使い勝手が
悪化してしまうかもしれません。
コインパーキングや立体駐車場にも入れない場合が多いかもしれません。
また、先にふれたように日本にはエンジンの排気量に応じて課税される自動車税という税金が存在します。
例えば5000ccだと年額88000円 6000ccを超えてくると110000円が課税されます。
どうやらお財布に優しいとは言えそうにありません。

“ミニバン”という言葉はアメリカのフルサイズバンよりもサイズ、
排気量共に小さく作られているので“ミニ”という言葉が付くのです。

今回はそんなミニバンの魅力をご紹介したいと思います!



車のタイプってどんな種類があるの?

ミニバンというジャンルに該当する車種はとても多く、
仕様用途や運転される環境に合わせてお車選びをしやすいのではないでしょうか。

ミニバンの中でのクラス分けとしては
SS・S・M・L・LLの5つのクラスに分類されることが多いと思います。

・LLクラス
全長は500㎝に迫る大きさ、全幅180㎝後半、全高190㎝程度と
とても大きいボディが特徴のLLクラス。
排気量も2400cc~3500ccと大きい排気量になっております。
大きな車体のおかげで室内もとても広く作られており、
3列目まで大人がゆったりと乗れるような空間が魅力です。
また、内装や外装共に細部までこだわった高級感のある作りをしており
パワーバックドアやレザーシート等高級車のような装備が用意されているクラスです。
代表的な車種
トヨタ・アルファード、トヨタ・ヴェルファイア、日産・エルグランド

トヨタ・ヴェルファイア
日産・エルグランド
・Lクラス
全長480㎝、全幅180㎝、全高170㎝程度と、LLクラスよりも少し小さいサイズで、
排気量が2000cc~3500ccのクラスです。
高さが抑えられたスタイリッシュな外見をしておりますが、
室内の広さはしっかりと確保されており3列目まで大人が乗っても余裕があります。
内装も高級感のある作りになっており、LLクラスにも負けないような装備が選べます。
また、ドライバーの乗車位置がLLクラスと比べて低い位置にあるのがこのクラスの特徴です。
見下ろすような高い位置での運転に違和感のある方はこのクラスを考えてみてはいかがでしょうか。
代表的な車種
トヨタ・エスティマ、ホンダ・オデッセイ

トヨタ・エスティマ
ホンダ・オデッセイ
・Mクラス
全長470㎝、全幅170㎝、全高180㎝程度で、排気量が2000cc前後のクラスです。
このクラスからは運転の苦手な方や女性でも普段の足として乗りこなせるような
サイズ感になってきます。
全長、全幅が小さくなっておりますが、しっかりと高さは確保されておりますので
室内空間は充分な広さがありますのでご安心ください。
Mクラスはファミリーユースをしっかりと考えられたつくりをしている為、
多彩なシートアレンジや使い勝手の良さが魅力となります。
代表的な車種
トヨタ・ノア、トヨタ・ヴォクシー、日産・セレナ、ホンダ・ステップワゴン

トヨタ・ノア
日産・セレナ
ホンダ・ステップワゴン
・Sクラス
全長460㎝、全幅170㎝、全高160㎝程度で、排気量が1800cc~2000ccのクラスです。
Lクラスよりもさらに全高が低く作られており、スポーティな車種が多くラインナップされております。
全高が低くなっていることで車両の重心も低く、カーブ等でも車の安定感があります。
3列目は小柄な方や、お子様が乗るのにちょうど良いサイズ感になり
普段は4-5人乗り、たまに6-7人乗ることがあるというような環境に方には
ピッタリではないでしょうか。
車種によっては機械式駐車場も利用できる高さのものまであります。
代表的な車種
トヨタ・ウィッシュ、トヨタ・アイシス、ホンダ・ジェイド、ホンダ・ストリーム、マツダ・プレマシー

トヨタ・ウィッシュ
トヨタ・アイシス
ホンダ・ジェイド
・SSクラス
全長420㎝、全幅170㎝、全高170㎝程度で、排気量が1500ccのクラスです。
以前ご紹介しました“コンパクトミニバン”がこのSSクラスとなります。
全長こそとても短いですが、全高の高さや工夫された作りによって狭さは感じません。
荷室スペースは小さく作られておりますが、その分居住空間が確保されておりますので
Sクラスよりも広く感じるかもしれません。
日本狭い駐車場や道路環境を考慮され作られており、排気量も小さいので
自動車税も安くとても合理的なクラスではないでしょうか。
代表的な車種
トヨタ・シエンタ、ホンダ・フリード

ホンダ・フリード
トヨタ・シエンタ



ミニバンのメリット・デメリット


車種やクラスにもよりますがミニバンを選ぶうえで
知っておきたいメリット・デメリットをご紹介します。

【メリット】
  • 室内が広く、大人数が乗車できる。
  • 高めの車高により視界が広く、運転しやすい。
  • 荷物がたくさん積める。
  • スライドドアが狭い駐車場で便利。
  • シートアレンジが多彩。
  • 車中泊が出来る。
  • 長距離以上時等のプライバシーが守られた広い空間。

【デメリット】
  • 重心が高いので、風にあおられやすい。
  • 重量が重いため、燃費が悪い。
  • 立体駐車場に入れられない。
  • 小回りが苦手。
  • 死角が比較的多い。



ミニバンがおすすめの人はこんな人


ミニバンを選ぶのはどういった環境の方が多いのでしょうか、
弊社の今までの経験から挙げてみたいと思います。

  1. お子様がいるご家族(4人以上)
  2. ご年配の方がいるご家族
  3. 釣りをする方
  4. キャンプをする方
  5. サーフィン・スノボ―をする方
  6. 仕事に使う方
  7. 車中泊する方

上記環境の方が多いように感じます。
いずれも室内、荷室の広さや乗り降りのしやすさを求めている場合に
ミニバンが選ばれることが多くあります。



ミニバンの選び方

では、数あるミニバンの車種の中でいったいどれを選べば良いのか迷ってしまいますよね。
先にご説明しましたクラス別にご紹介します。

・LLクラス
高級感あふれる内外装や高級車並みの装備で、広さだけでなく所有した時の
満足度を重視される方にはピッタリです。
また、カスタムパーツも沢山存在しますので車いじりが好きな方にもおすすめです。

高級感溢れる外装
カスタム可能な3列シート
・Lクラス
LLクラスに負けないような広さ、高級感のあるこのクラス。
他人と違った1台を求めている方にはピッタリです。
全高が低めになっておりますので、安定感のある走りを求める方にもおすすめです。

安定感のある車体
広い車内
・Mクラス
広い室内、運転のしやすさ両方を兼ね備えているクラス。
小さいお子様のいらっしゃるご家庭には税金面でも経済的でピッタリです。
シートアレンジも多彩な車種が多くありますので車中泊やアウトドア使用にも適しております。

快適空間が作れる車内
アウトドアに使用しやすい設計
・Sクラス
全高が低く、乗用車と同じ感覚で運転して頂けるのがSクラス。
たまに大人数で乗ることがあるといった方には重宝するクラスではないでしょうか。
また、レジャーや仕事等で荷物を沢山積むという方もピッタリです。
いざというとき6人以上乗れるステーションワゴンといったイメージです。

全高が低く運転しやすい乗用車
たくさん荷物が詰める後部座席
・SSクラス
コンパクトカーのような感覚で運転できる小さめのクラス。
日常的にお子様を乗せて送り迎え等される方には普段使いとしてピッタリです。
運転の苦手な方や、女性にもおすすめです。
1500ccなので燃費、税金の面でも経済的です。

小回りのききやすいSSクラス
乗り降りしやすい後部座席



ミニバンの新車相場&中古車相場

今現在、新車で販売されている車種の相場をご紹介します。

  • トヨタ・アルファード 
      新車 3597000円~7752000円  中古車 2500000円~600.0000円

  • トヨタ・ヴェルファイア
      新車 4240000円~5088000円  中古車 2500000円~5000000円

  • 日産・エルグランド
      新車 3694900円~7593300円  中古車 1800000円~4000000円

  • ホンダ・オデッセイ
      新車 3583000円~4580000円  中古車 1400000円~3500000円

  • トヨタ・ノア
      新車 2556400円~3443000円  中古車 1600000円~3000000円

  • トヨタ・ヴォクシー
      新車 2813800円~3443000円  中古車 1600000円~3000000円

  • トヨタ・エスクァイア
      新車 2963400円~3460600円  中古車 1600000円~3000000円

  • 日産・セレナ
      新車 2576200円~4192100円  中古車 1800000円~3500000円

  • ホンダ・ステップワゴン
      新車 2714800円~4094200円  中古車 1600000円~3000000円

  • 三菱・デリカD:5
      新車 3913800円~4489100円  中古車 1300000円~4500000円

  • トヨタ・シエンタ
      新車 1818500円~2580000円  中古車 1400000円~2500000円

  • ホンダ・フリード
      新車 1997600円~3278000円  中古車 1400000円~3000000円



ミニバン人気おすすめランキング

/////ミニバン燃費ランキング/////
広さも大切ですが、燃費も家計に直結してくる大事な要素となります。
従来の10・15モードやJC08モードに比べより実燃費に近い数値を計測できる
WLTCモードの燃費でランキングをつけてみました。
※実際の燃費はカタログ燃費の8割程度になると思われます。

第1位: トヨタ・シエンタハイブリッド
カタログ燃費22.8km/ℓ
SSクラスで7人乗りのシエンタ
低床設計で乗り込み口の高さが330㎜ととても低いので
お子様やご年配の方でも安心して乗り降りができます。
また、3列目のシートが2列目の下に滑り込むように収納でき、
広い荷室を確保する事が可能です。
SSクラスのサイズとなりますので取り回しがしやすく、
日常の足として活躍してくれそうな1台です。

トヨタ・シエンタハイブリッド
第2位:ホンダ・フリードハイブリッド
カタログ燃費20.8km/ℓ
シエンタと同じくSSクラスのフリード。
重量が軽い分燃費に貢献しているという事でしょう。
こちらも低床設計ですので乗り降りがしやすくなっております。
また、2列目がキャプテンシートのグレードではシート間を移動できる
ウォークスルーが可能です。
シエンタよりも厚みのある3列目シートですので、乗り心地が良いのが特徴です。

ホンダ・フリードハイブリッド
第3位:ホンダ・オデッセイハイブリッド
カタログ燃費20.2km/ℓ
車体の大きいLクラスからランクインしました。
3列目までゆったりと座れる広さのオデッセイ、
2列目シートは高級ソファーのような座り心地の
プレミアムシートが採用されているグレードもあります。
また、3列目は床下格納が出来ますのでフラットな荷室を作り出せます。
他人とは違ったミニバンをお考えの方にはピッタリではないでしょうか。

ホンダ・オデッセイハイブリッド
第4位:ホンダ・ステップワゴンハイブリッド
カタログ燃費20.0km/ℓ
広い室内、大きすぎないサイズのMクラスのステップワゴン。
低重心設計でカーブ等でもふらつきにくく安定した走りが魅力です。
縦にも横にも開くわくわくゲートの採用により、ちょっとした荷物を取るときや
狭い場所での積み下ろしに大変重宝します。
3列目シートは床下格納になっておりますので、荷物をたくさん積む方には便利な1台です。

ホンダ・ステップワゴンハイブリッド
第5位:トヨタ・ノアハイブリッド&エスクァイアハイブリッド
カタログ燃費19.8km/ℓ
同じくMクラスからランクインです。
多数の収納スペースが設けられており、使い勝手がとても良いのが特徴です。
キャプテンシート採用のグレードでは、2列目をリビングのようにくつろげる
広いスペースを作り出すことが可能な超ロングスライドが活躍します。
3列目シートはレバー操作1つで力を入れずに跳ね上げ収納が可能です。
ファミリーユースに最適な1台ではないでしょうか。

トヨタ・ノアハイブリッド&エスクァイアハイブリッド

/////ミニバン広さランキング/////
次に室内の広さにフォーカスして行きたいと思います。

第1位:トヨタ・アルファード&ヴェルファイア
室内長3210㎜ 室内幅1590㎜ 室内高 1400㎜
1位はミニバンの王様の登場です。
広さだけでなく、豪華なインテリアがとても魅力で、送迎車等にも
よく使われている上質な1台です。
どの座席でもゆったりと乗車することが出来ます。

豪華でゆったり座れるシート
後部座席からみたシート

第2位:日産・セレナ
室内長3240㎜ 室内幅1545㎜ 室内高1400㎜
Mクラスでも室内空間はとても広いのがセレナです。
LLクラスと比べても遜色ないサイズで当然3列目までゆったりと座れます。
また、シートアレンジも多彩で車中泊も可能。
荷室も沢山積めますのでキャンプやレジャーも余裕でこなしてくれます。

Mクラスでも室内空間は広いセレナ
キャンプやレジャーもこなせる後部座席

第3位:ホンダ・ステップワゴン
室内長3220㎜ 室内幅1500㎜ 室内高1405㎜
ホンダのクルマはメカを小さく、居住空間を最大限大きくという考えで作られております。
低床設計のため頭上空間にゆとりがあり圧迫感が少ないのが特徴です。

低床設計で頭上空間にゆとりあり
居住空間を最大限大きくする設計

第4位:日産・エルグランド
室内長3025㎜ 室内幅1580㎜ 室内高1300㎜
広さ重視というよりは快適性を追求しているのがエルグランドです。
どの座席も高級なソファーのような作りをしており、どっしりとした安定感を感じます。
もちろんLLサイズらしく3列目まで余裕のある空間は保たれております。

高級なソファーのようなシート
広さだけではない快適性を追求する車内

第5位:トヨタ・ノア&ヴォクシー&エスクァイア
室内長2930㎜ 室内幅1540㎜ 室内高1400㎜
Mクラスの中では小さく感じますが、室内幅がしっかりと取られており
広々とした空間が確保されております。
また、シートアレンジが多彩で様々なシーンに対応する事が可能です。

シートアレンジができる後部座席
カスタムしやすい車内

以上、ミニバンについて理解は深まりましたか?
また、気になる車種はありましたか?
他にもおすすめを教えて欲しいという方はぜひお気軽に「 店舗へお問合せ 」してみてください。
自分でクルマ探したい、という方はぜひ「 在庫検索ページ 」よりお探しになるか、
店舗へお問合せ 」ください!
どちらも専門のスタッフが詳しくお答えさせていただきます!

それでは、また次回!