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車にかける保険はどんなものがいいの

お悩みスッキリ

2023.02.20

車を持っていると、さまざまなリスクと向き合う必要が出てきます。万が一、事故を起こしてしまった時でも、任意保険に加入しておくことで補償が受けられるので安心です。しかしながら、保険にもさまざまな種類があり、どういった違いがあるのか分かりにくいかもしれません。この記事では、自動車保険とドライバー保険の違いについて解説します。




目次






自動車保険とドライバー保険の違い

自動車保険とドライバー保険にはどのような違いがあるのでしょうか。

具体的な違いは、補償対象が異なる点です。

・自動車保険:自車にまつわる事故を補償する
・ドライバー保険:他の方から借りた車に対して補償する

他の方から借りた車に対して補償する 自動車保険は、自車を保有している方は加入対象になります。
一般的に自動車保険は、任意保険を意味しています。
強制保険とも呼ばれる「自賠責保険」とは異なり、自分から望んで加入する保険です。
そのため、補償内容は自賠責保険よりも幅広く補償してくれる点からも、ほとんどの方が加入しているのではないでしょうか。
一方、ドライバー保険はカーシェアリングなどをはじめとした「他車」を借りる時に加入したほうがよい保険です。
ドライバー保険は、自車を持っていない方や自動車を借りて運転される方が加入対象で、運転している方にかけられます。
ドライバー保険の期間は1年です。保険料は、事故実績に応じた等級及び年齢区分等によって決定します。
あくまでも、保険加入者と関係のある方(配偶者、同居家族、パートナーなど)の車で事故を起こした場合には補償を受けられないので注意してください。






いろいろある「自動車保険の特約」

契約のオプションとしてつけられる「特約」というものがあります。
保険料に費用がプラスされるものの、万が一の時には安心です。
特約には、自動的につく特約(自動セット特約)とオプション(任意セット特約)でつくものとがあります。
保険会社によって補償内容が異なるため、どういったオプションがあると安心できるのかという点で検討すると良いでしょう。

「損保ジャパン」では、次のような特約があります。
【ご自身のおケガの補償】人身傷害交通乗用具事故特約、人身傷害死亡・後遺障害定額給付金特約、人身傷害入院時諸費
【ご自身のお車の補償】車両新価特約、車両全損修理時特約、地震・噴火・津波車両全損時一時金特約、全損時諸費用再取得時倍額特約、故障運搬時車両損害特約
【その他の補償】代車等諸費用特約、弁護士費用特約(自動車事故限定型)、弁護士費用特約(日常生活・自動車事故型)、ファミリーバイク特約、個人賠償責任特約、車両積載動産特約 等

「あいおいニッセイ同和損保」では、次のような特約があります。
・弁護士費用(自動車事故型)特約、弁護士費用(自動車・日常生活事故型)特約、弁護士費用(自動車・自転車事故型)特約
・日常生活賠償特約
・自転車賠償特約
・車内外身の回り品特約
・ファミリーバイク(人身傷害型)特約、ファミリーバイク(自損・無保険車傷害型)特約 また、自動セットされる特約では次のものがあります。
・他車運転特約
・臨時代替自動車特約
・くるまの安心サポート:健康、医療、介護ご相談
・クルマのトラブル(法律)
・税務ご相談など

事故は起こしたくて起こすものではありません。
そのため、こういった特約があると、いざという時に安心できます。修理費の補償や新車を購入する代金、代車費用などといったかかる費用の補償を受けられるので、月々の保険料分の恩恵を受けられる点がメリットです。







ロードアシスタンス特約ではどんなことしてくれる?

自動車保険では、ロードサービスが自動的についている場合があります。
具体的には、車に何らかのトラブルが起きた時に助けてくれるサービスです。
JAFに加入しておけば故障時などに呼べるため、わざわざ自動車保険でロードサービスを受ける必要はないように感じるかもしれません。
しかしながら、JAFは「加入している方を補償」してくれるサービスという違いがあります。
自動車保険によっては、JAF加入者に対するプラスのサポートを受けられるのでおすすめです。

「損保ジャパン」では、JAF会員であると、4,000円までの部品代や消耗品代を補償(1保険年度につき1回まで対象)するサポートや、燃料切れ時の給油サービス(1回につき10リットルまで無料)が1保険年度につき2回まで対象となるサポートがついてきます。
しかし、違法車両や故意の事故や故障、トラブルなどロードアシストを受けられないケースもあるので、事前に確認しておくと安心です。

「あいおいニッセイ同和損保」では、保険の加入者がJAF会員である場合、JAFを優先して手配するサービスがあります。
JAFを手配しご利用条件をすべて満たした場合、「クイック修理サービス」の範囲を超え、有料となる費用が発生した際は、保険期間中1回に限り(保険期間が1年を超える場合は始期日から1年ごとに1回)4,000円を限度に費用が無料となります。



車両保険の補償範囲

車両保険は、車そのものを補償する保険です。そのため、事故や災害、盗難などによって、車にキズがついた時など、車両保険に加入していると修理費が支払われます。
補償対象(範囲)は、保険会社によって異なるので、あらかじめ確認すると安心です。
「損保ジャパン」および「あいおいニッセイ同和損保」では、契約タイプが大きく2つあり、それぞれによって補償範囲が異なります。名称もそれぞれで異なりますが範囲が広いものとそうではないものとで分かれています。

・広範囲を補償する(あいおいニッセイ同和損保:一般補償タイプ、損保ジャパン:一般条件)

ご契約の自動車以外の自動車との衝突、あて逃げ、所有者の車同士の接触事故、火災・爆発、盗難、台風・竜巻・洪水・高潮、落書・いたずら、物の飛来・落下、墜落・転覆、自動車以外の他物・他者との接触、電柱・ガードレールに衝突など

・一部のみ補償する(あいおいニッセイ同和損保:10補償限定タイプ、損保ジャパン:車対車・限定危険)

墜落・転覆、自動車以外の他物・他者との接触、電柱・ガードレールに衝突など以外の内容を補償

損保ジャパンでは、「地震・噴⽕・津波⾞両全損時⼀時⾦特約」をつけ、あいおいニッセイ同和では、地震・噴火・津波「車両全損時定額払」特約をつけると、地震により破損した車の補償などが受けられます。



万が一に備えて必要な保険に加入しよう

自動車保険は、保険会社によって契約内容や特約のつけ方などが異なります。そして、「つけておけば安心!」と思って全てをつけていたら、月々の保険料が高くなってしまう恐れがあり、保険料の支払いが辛くなってしまう可能性があります。そのため、まずは「これだけは譲れない」と思う内容を選んだうえで、一緒に何をつけたら安心かを検討してください。保険に加入しておくことで、万が一の時に備えられるのでしっかりと考えて加入しましょう。



上記内容は、自動車保険の概要を説明したものです。ご契約にあたっては、各引受保険会社のパンフレットおよび必ず「重要事項のご説明」をご覧ください。また、詳しくは「ご契約のしおり(普通保険約款・特約)」をご用意していますので、取扱代理店または引受保険会社までご請求ください。
ご不明な点につきましては、取扱代理店または引受保険会社にお問合わせください。

引受保険会社 あいおいニッセイ同和損害保険株式会社、損害保険ジャパン株式会社

取扱代理店名 ツチヤ自動車株式会社

住所 〒272-0811 千葉県市川市北方町4-1441-8
TEL 047-338-3588
営業時間 10:00~18:30 年中無休

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