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カーエアコンが効かなくなったら・・・

お悩みスッキリ

2023.03.20

カーエアコンは、効かなくなってしまうと車内で快適に過ごせないだけでなく、事故につながる可能性があります。大変危険なため、何か起きた時には早めに修理やメンテナンスを行いましょう。この記事では、カーエアコンが効かなくなった時の対処法について紹介します。




目次






エアコンが効かないときにまずはコレを試してみる

エアコンが効かないときは、次の条件に設定をして状態を確認してください。
・温度:一番低い温度 ・風:内気循環 ・風量:最大
しばらくこの状態にしておくことで、エアコンが効く状態にあるのかどうかが確認できます。もし、なかなか冷えない場合は故障している恐れがあるので、すぐに点検や整備に出しましょう。
ただし、屋外駐車をしている場合、直射日光により車内の温度が温まり過ぎている可能性があります。そうなると、冷える時間がかかってしまう恐れがあるので覚えておきましょう。




暖房つけてもぬるい風はでるけど・・・

車内が冷えず、ぬるい風が出ている場合は故障している可能性があります。具体的な原因は次の通りです。 ・ヒューズ・リレーなどの電気部品が切れている:エアコンのヒューズやリレーは、車両によって付いているかどうかが異なります。取扱説明書に記載があるので自分でも交換ができますが、エアコンそのものが故障している可能性も考えられるためプロの方に修理してもらいましょう。ヒューズの交換のみで済めば修理費が安く済む可能性があります。 ・エアコンコンプレッサーの故障:エアーコンプレッサーは、エアコンガスに圧力をかける部品で、気体だったガスを液体に変化させる役割があります。コンプレッサーが故障すると気化熱を生み出すための液体が作れないため車内が冷えない原因になってしまうので修理や交換が必要です。 ・配管、フィルターの詰まり:配管が詰まるとエアコンガスが詰まってしまいます。配管内にエアコンガスを出す小さな噴射口がついているため、ゴミなどで詰まる可能性があります。また、エアコンフィルターなども外部からの空気を取り込む時にゴミや葉っぱなどを巻き込むことなども詰まる原因です。 ・サーボモーターの故障:サーボモーターが故障すると、温度調整が難しくなり、結果冷たい空気が出なくなるかもしれません。合わせて、サーミスタといったセンサーなども故障すると車内の温度が管理できないので注意が必要です。 そのほか、さまざまな原因が考えられるため、エアコンの故障が疑われる場合には、すぐに整備工場などへ修理や点検の依頼をしましょう。


冷房が効かない

冷房が効かない場合は、エアコンガスが漏れていたり、不足していたりする可能性があります。エアコンガスの補充をすると改善できますが、すぐに足りなくなってしまう場合は、改善されません。この場合、漏れの可能性があるため、漏れてしまっているパーツの修理や交換を検討しましょう。
エアコンガスの通る配管は、車の振動により亀裂が入ったり、結合部分に不具合が起きたりすることが原因で起きます。そのため、故障個所の修理もしくは部品交換をすることで改善できるので、プロの方へご相談ください。



変なにおいがする

カーエアコンから異臭が発生するのはエバポレーターにより起こります。エバポレーターは、エアコンを稼働している時に、車内の温度を下げる役割をもっています。エバポレーターを冷却し、空気が冷やされ冷風になる仕組みです。
考えられる原因は以下の点があります。

・エバポレーター内部で結露した水が滞留している:冷えたエバポレーターにより空気を冷却する際に、水が大量に発生し
ます。エンジンを動かしている時は、自然に外へ排出されますがエバポレーター内部の水は乾燥せずそのままとなってしまいます。これが悪臭の原因のひとつかもしれません。
・カビや菌を増殖させている:エバポレーター内部は水が溜まりやすい環境のため、湿気によりカビや菌が増えやすい環境にあります。エバポレーター内部の掃除はしづらいため、定期的にエアコンフィルターの交換を行ったり、エアコンを定期的に使用したりするなどの対策を行いましょう。
上記のほか、車内にあるゴミやほこりが臭いの原因や助長している可能性もあるので、定期的に掃除や洗車など行うことも大切です。


エアコンメンテナンス

エアコンの不調を感じたら、メンテナンスを行うことも大切です。 経年劣化により、エアコンのパーツ周辺にあるスポンジやゴムカバーなどが劣化している可能性があります。そのため、劣化した部品の交換をすることで、回復できる可能性があります。

<エアコンのメンテナンス例>
・コンデンサーのスポンジを交換
・コンデンサー表面にある異物(埃や虫など)を取り除く
・コンデンサーの洗浄:洗浄スプレーを吹き付けすすぎましょう
・エアコンフィルターの交換:1~2年程度(走行距離ではおよそ15,000キロメートルごと)
・エバポレータの洗浄(専用の洗浄液や抗菌剤を噴射する)

しかしながら、多少の知識が必要となる場合があるため、不安な時は整備工場へ依頼しましょう。合わせて、正しい点検などをしてもらうことにより、清掃だけでなく根本的に故障個所が見つかる可能性があります。車内で快適に過ごすためにも定期的に点検や洗浄・フィルター交換などを依頼しましょう。




まとめ

エアコンは、定期的に洗浄や点検をすることで故障する可能性が低くなります。また、日頃の使い方や車内の清掃などもしっかりと行うことでエアコンからの異臭を抑えることも可能です。 ツチヤ自動車では、提携している整備会社があります。そのため、もしSUVのカーエアコンが効かないなどの状態になった場合、すぐにご相談ください。修理やメンテナンスなどの対応をすぐに行うため安心です。